DeNA・今永 “脳内革命”で復肩へ「脳の上手な使い方を学んでいる」

[ 2022年1月3日 05:30 ]

DeNA・今永
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 「脳内コントロール」を磨いてエース復権だ。DeNA・今永が「自分は大事な場面で好投できない。脳の上手な使い方を学んでいる」と明かした。昨年10月26日のヤクルト戦で3回5失点で降板。目の前で胴上げされる屈辱を味わった。自身で不調だと感じたことが投球に影響した。

 チーム内で求道者と呼ばれる左腕は、脳科学者の青砥瑞人氏の著書「BRAIN DRIVEN(ブレイン・ドリブン)」を読破。パフォーマンスが高まる脳の状態を解説したもので「例えばダンベルを持ち上げるのに20キロでも60キロでも淡々と上げる。そのマインドが、不調という概念もなくす」と語った。

 昨季は左肩手術から復帰したが、2年連続で5勝。「淡々としたマインドを手に入れ、長い回数を投げていきたい」。昨季最下位からの逆襲へ、脳から鍛え直す。(大木 穂高)

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2022年1月3日のニュース