NTT西日本 未完の大器、智弁和歌山・徳丸に注目 木製バットに順応できれば主力張れる逸材

[ 2022年1月3日 09:00 ]

社会人野球特集2022―注目の新戦力

智弁和歌山・徳丸天晴
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 2年連続で8強入りし電電近畿時代の65年以来の優勝へ、今回こそと挑んだ昨年の都市対抗は2回戦敗退。初優勝を目指した日本選手権では、まさかの初戦敗退と不完全燃焼のシーズンを過ごした。

 主に三塁手として活躍し都市対抗にも10年連続出場を果たしたOBの河本泰浩氏が新監督に就任した今季は、4人の新人を迎えた。昨夏の甲子園大会で優勝した智弁和歌山で4番を打った徳丸は高校通算42本塁打の右の強打者。木製バットに順応できれば、いきなり主力を張れる逸材だ。

 4番遊撃を担った野村(ソフトバンク4位)の抜けた穴は大きいが、大阪桐蔭3年時に選抜優勝を経験した青学大・泉口と巧打の亜大・後藤を補強。東農大北海道オホーツクの古間木は打てる捕手として評価が高い。投手陣は現有戦力の底上げで、巻き返しを図る。

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2022年1月3日のニュース