フリー打撃敢行の大谷翔平は「全方向に打てていた」ド軍打撃コーチが復調太鼓判 不振原因は「タイミング」

[ 2026年5月12日 10:23 ]

取材に応じるドジャースのベイツ打撃コーチ(撮影・奥田 秀樹通信員)
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 ドジャースのアーロン・ベイツ打撃コーチが11日(日本時間12日)、本拠でのジャイアンツ戦の試合前に取材対応。屋外でのフリー打撃を行った大谷翔平投手(31)に言及した。

 開幕からここまで40試合で打率・241、10試合、46打席ノーアーチが続いている大谷はこの日の試合前練習で今季3度目となるグラウンドでのフリー打撃を行い、特大の160メートル弾を含む計52スイング17本の柵越えを披露した。

 大谷が屋外でフリー打撃を行うのは珍しいが、ベイツコーチは「フィールドで打って、自分の打球の飛び方を見たいということだと思う」と説明。「そして、今取り組んでいることを引き続き確認したいのだろう」とした。

 続けて「それほど驚かないよ。去年も3、4回くらいやっていたし、今年はもう少し多くやっている」と“異例”の調整法ではないとし「打者がタイミングなど、何か特定の感覚を探している時はいろいろ試すもの。彼にとって、フィールドで打つことは普段のルーティンとは少し違う。だから感覚を探している時には、ルーティンを少し変えてみるんです」と語った。

 グラウンドでのフリー打撃は今月4日(同5日)のアストロズ戦以来、1週間ぶり。前回は自身が指示してフリー打撃を行わせたといい「球場での打球の見え方を確認してほしかったから。ルーティンを変えて、打球の見え方を確認する意味があった」と説明。その上で、今回は「彼の方から打ちたいと言ってきた。打撃練習をしたいと」と大谷自ら希望して行ったと明かした。

 この日のフリー打撃の感想を求められると「皆さんも見ましたよね?本当に良かった。前回ここで打ったのは、おそらくシーズン2カード目のガーディアンズ戦の時だったと思うが、その時は引っかけた打球、ライト方向への打球が多かった。今日は全方向に打てていた。全部良かった」と安堵した。

 また、不振の原因に関しては「タイミングの問題だと思う。打者としてのタイミング。コンディションやバットスピードの問題というよりは、彼の年齢や身体の状態を考えても、タイミングと打席で何を感じようとしているかの問題だと思う」と分析。「投手は打者のタイミングを崩すもの。速球、チェンジアップ、変化球を投げてくる。だから打者は球速帯の間で迷うことがある。調子がいい時は何でも打てるが、悪い時はその間で迷ってしまうのが難しい」と話した。

 その上で「今日の打撃練習は本当に良かった。本当に良かった」と繰り返し、復調に近づいていると太鼓判を押す。「ただ、それがそのまま今夜5安打につながらなかったとしても、悪かったということではない。野球選手は時に、すべてを一気に取り戻したくなるもの。でも、自分に対して少し辛抱強くなる必要がある」と結果に左右されることなく、自らの打撃を取り戻すことが肝要だと説いた。

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