巨人・畠は3回2失点で降板 山口登板回避で127日ぶり緊急先発、2点援護もらうも3回に追いつかれる

[ 2021年10月2日 14:50 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2021年10月2日    東京D )

<巨・D22>巨人先発の畠(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の畠世周投手(27)がDeNA戦(東京D)に緊急先発。先制してもらったものの追いつかれ、3回3安打2失点で降板した。

 予告先発投手だった山口俊投手(34)が右肘違和感のため試合当日に登板を回避。今季途中に先発から中継ぎに配置転換されていた畠は9月29日、30日の中日戦(バンテリンD)でリリーフとして連投しており、5月28日のソフトバンク戦(ペイペイD)以来127日ぶりの先発は中1日でのマウンドとなった。

 緊急先発となった畠だったが、佐野、牧を連続三振に打ち取るなど初回を3者凡退と好発進。2回も先頭・オースティンをストレートの四球で歩かせながら続く宮崎を遊ゴロ併殺打に仕留めるなど3人で打ち取った。だが、味方打線が初回に坂本の中犠飛で先制し、2回に亀井の3号ソロで加点して2―0となって迎えた3回だった。1死から戸柱に右越え単打され、2死後、楠本に右中間二塁打を打たれて二、三塁。佐野の左前への2点適時打で同点とされると、その裏、先頭で打席が回り、代打・北村を送られた。

 畠の投球内容は3回で打者12人に対して39球を投げ、3安打2失点。3三振を奪い、与えた四球は1つだった。

 なお、山口は7月7日の中日戦(東京D)で2勝目を挙げたのを最後に9試合連続で白星がなく、自己最長の6連敗中。前回登板した9月26日の阪神戦(東京D)では日本では14年ぶりとなる中4日で登板も2回2/3で70球を投げ、2安打1失点で降板して今季7敗目を喫していた。

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