阪神・平田2軍監督の「俊介評」とは…「いぶし銅ぐらいかな」、引退発表したベテランにねぎらいの言葉

[ 2021年9月17日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神2ー1ソフトバンク ( 2021年9月16日    甲子園 )

阪神・平田2軍監督
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 阪神2軍は16日、ウエスタン・リーグのソフトバンク戦に2―1で勝利し、首位を奪還した。平田2軍監督は若虎に頼もしさを感じる一方、この日引退会見に臨んだ俊介にねぎらいの言葉を贈った。以下は報道陣と平田2軍監督の一問一答。

 ――藤浪は試合を作った。
 「よく粘った。悪くないよ。ああやって際どいボールを。真砂の1球(死球)だけかな。その後もしっかり修正してるし、ソフトバンクの打線も良い打線なんで。けん制もしっかりしてるし、スチールもきょうされてないでしょ。そういうところでは非常に粘れたことは評価できると思うね」

 ――本人は直球を狙われている中で変化球を使っていたと話していた。
 「この前は“栄枝がおもしろいリードをする”っていって。今日はちょっと首振ったり。そういう感じに投げてて、あったんじゃない意図がね。首振って膝元にスライダー投げたり、そういうところでは自分が主導権持ってやっていたわな」

 ――1軍に推薦できる内容だったと言えるか。
 「こんなものはね…。これを1軍で、あの舞台で出すか出さないかは本人のね。ファームでは良かったとかさ、我慢して投げたとかね、こういうことは若いピッチャー、実績のないピッチャーに言うことであって。1軍でパフォーマンスを出すか出さんかは。1回目はバチーンと(3者凡退で)いったわけでしょ。で、2イニング目に突然フォアボール、フォアボール、フォアボールでしょ。その修正能力が1軍でないわけやん。その修正能力を上でつけていかないと。ファームでこのくらいのピッチングはめずらしくもなんともないやん」

 ――佐藤輝が2安打。
 「ちょっと迷いじゃないけど、バッタースボックスでいろんなことを考えながらやってるふうな感じがあったんで、打席入ったら、いろいろ考えるのは練習のときだけで、打席入ったら相手ピッチャーともう1回シンプルに。春先1軍でやってるときもそういうイメージだったと思う。それが今いろんなことで『ああかな』『こうかな』としっくりこないことがあった。ましてや広島から良いピッチャーばっかり投げてくれて。もっとピッチャーと勝負しろと、打席で。練習ではいろいろ試行錯誤してもいいけども、その辺の話は昨日、輝(佐藤)としたんだけど、まああとは打球が上がるかどうかだな。練習ではガンガン(ホームラン)いってるけど、ゲームでゴロのヒットとラインドライブのライト前。あれがもうちょっと打球の質が上がってくるともっと良い状態に戻ってくる」

 ――試合前練習では井上ヘッドが佐藤輝に指導。
 「やっぱり気になってさ。今日、移動日できて、サードもやらせてくださいってことだったんで。そういうところで上からの要望っていうか。そういうことでやってるので。外野も内野もできるようにっていうことだったので」

 ――17日からの中日3連戦で結果を出せば、最短での1軍昇格の可能性も。
 「それは上が決めることやろ。だから、いったように井上ヘッドが言う、成績残してっていうところがしっかり残して、最短で帰るくらいの気持ちでやれっていうこと」

 ――ヒットが出て、浮上のきっかけになる。
 「それはもちろん。気分はもう、ノーヒットとヒット2本出て、出ることによって気分は全然違うよ」

 ――栄枝が逆転打。
 「栄枝ね。これはもう、栄枝なんて名前は、ね。枝葉が今伸びているところやな。勝負強い、なんとかことを起こしてくれそうな感じはあるもんね。そこはやっぱり、栄枝の勝負強さっていうのは、昨日も代打で出てきてヒットでしょ。そういうところは評価していいんじゃない?18連勝中もかなり栄枝。テルにもずっとシステムやそういうことのレクチャーもしてくれているし。そういった意味では非常に、人間的にもね、栄枝は名前のごとしやな」

 ――栄枝はあの場面でゴロを打った。
 「いやいや、やっぱり食らいついていこうという結果がゴロで、ああいう執念というかさ、何とか事を起こそうという気持ちがああいうバウンドになった。ちゃんと振ってるからバウンドがはねる。あれを合わせにいってるとセカンドゴロにしかならないんで。ちゃんときちっとスイングしてるからああいうバウンドでヒットになるんでね。そこはやっぱりずっと勝負強さというのは見せてくれてるね」

 ――北條は。
 「彼は何とも。トレーナーの報告も鳴尾浜なんで、それは2、3日は無理でしょう。あとはトレーナー、病院に行くのかとかそういうのは任せてるんで。何とも言えない。(名古屋の)遠征は連れていきません。由宇も。名古屋、由宇には連れていけない」

 ――俊介が引退。
 「本当にね、ファームの選手のね、見本としてね、俊介はよくやってくれた。現役時代もね、いぶし銀じゃないけどな。いぶし銅ぐらいかな(笑)。金までいったら失礼や。いぶし銀と言いたいところが、いぶしね、銅だ!っていう。そういうところでは、非常に存在感というか、ガッツあるプレーもあり、守備とか食らいつくバッティングや、走塁にしてもスペシャリストだったんでね。そういうところでの、彼は生え抜きとして、最後までタイガースで貢献してくれたっていうのは、ここ2年、1軍に上がる機会はほとんどなかったけど、本当にひたむきにファームの若い選手と必死に汗を流した。一番、早く来るのは俊介やねん。いち早く来て、ランニングして準備してんのは、俊介。こういうところは、若い子たちは見習わなあかんな。まぁ、これからの野球人生も長いんで。俊介もこれから、勉強せえ!って言ってんねん。まだまだ、野球しか知らないんだから。どういう道を歩むかは、またいろいろね、アドバイスする。これから、俊介の人生でタイガースで頑張った経験を生かして欲しいな」

 ――17日からの先発は。
 「牧、純矢、村上」

 ――首位浮上でマジック点灯。
 「もう、そんなことは言うな。でも、昨日負けて、今日みんな、これがうちの持ち味。高山のバントとか、ヤスのバントとか、こういうことをしっかりやったことが栄枝のタイムリーにつながったんで。こういうきっちりした野球を。そんな、いいピッチャーにボコボコ点取れんよ。ちょっとミスが出たのは、もう一回締め直す」

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