巨人・原監督 3打席連発の岡本和に「見事ですね」とご満悦 交流戦勝ち越し懸かる最終戦は「智之が」

[ 2021年6月12日 18:40 ]

交流戦   巨人11―4ロッテ ( 2021年6月12日    ZOZOマリン )

<ロ・巨>3回無死一、三塁、3点本塁打を放ち、原監督(右から2人目)らに迎えられる岡本和(左)(撮影・木村 揚輔)
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 巨人は打線が3ラン3発を含む18安打11得点と爆発してロッテに快勝。交流戦の勝率を5割に戻して貯金を7とするとともに今季30勝目に到達した。

 初回に主砲・岡本和が前夜の最終打席から2打席連発となる18号3ランを左中間スタンドへ放って先制。その裏には先発右腕・戸郷が2点を失って1点差に迫られたが、3―2で迎えた3回に3連打目となる亀井の中前適時打で2点差とすると、ここで岡本和が前日から3打席連発となる左越え19号3ラン。さらに右手親指骨折から前日復帰したばかりの坂本が2試合連続安打となる左前打、スモークが20打席ぶり安打となる右前打を放ってつなぐと、ここで中島が7連打目となる左越え4号3ランを放って10点目をもぎ取り、相手先発右腕・美馬をKOした。終わってみれば18安打で今季3度目の2桁得点となる11点圧勝だった。

 試合後、巨人の原辰徳監督(62)は「なかなかああいうイニングはつくれないですけれどもね。現実的に、点を取れたということは良かったと思いますね」と3回の3ラン2発を含む7連打7得点に満足げ。前夜の最終打席から3打席連発となる3ラン2発の18号、19号を放った岡本和については「見事ですね」とし「多少波はありますよ。まぁ、しかし、その波を最小限に抑えながら高い位置をキープしていくっていうのが超一流のバッターになるわけでね」と9日のオリックス戦(京セラD)で19歳左腕・宮城のノーヒットノーランを阻止する16号ソロを7回2死で放つまで22打席連続無安打が続きながら今度はそこから一転4戦4発で一気にリーグトップタイに躍り出た主砲の復調を喜んだ。

 また、岡本和の2本目に続いて3回に4号3ランで続いた中島についても「得点には飢えているチームだから。まあ、明日また、行きます!」とご機嫌。交流戦勝ち越しがかかる13日の最終戦に向けては「まぁ、しっかりと。(菅野)智之が投げるしね。しっかり戦いたいと思いますね」と気合を入れ直していた。

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