大谷翔平 打球速度 今季メジャー最速&自己最速191キロ 7回の2点適時二塁打

[ 2021年4月13日 12:00 ]

第1打席で左前打を放つ大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は11日(日本時間12日)、敵地ミズーリ州カンザスシティでロイヤルズ戦に「2番・DH」で先発出場。1点リードの7回2死二、三塁で迎えた第4打席で走者一掃の右越え適時二塁打を放ち、貴重な追加点を挙げた。今季4度目のマルチとなった。

 初回の第1打席で、ロ軍の先発右腕・シンガーの内角低めを逆方向へ運び、左前打。6日(同7日)のアストロズ戦から続く連続試合安打を5に伸ばした。2点リードの3回で迎えた第2打席は無死一、三塁のチャンスで二ゴロ併殺も1点を追加した。5回の第3打席では2死二、三塁から敵失で出塁し、さらに1点が加わった。6回に1点差まで詰め寄られた7回の第4打席は真ん中やや高めをとらえ、右越え2点適時二塁打とした。

 大谷の右越え2点二塁打の打球速度は、今季メジャー最速&自己最速の119マイル(約191.5キロ)を計測。大リーグでデータ分析を担うデービット・アドラー記者のツイッターによれば、打球速度119マイル以上は2015年に「スタットキャスト」で計測開始して以降、スタントン、ジャッジ、サンチェス(いずれもヤンキース)、クルーズ(ツインズ)。また、メジャー最速はスタントンが17年に記録した122.2マイル(約196.6キロ)となっている。

 前カード・ブルージェイズ戦では日本時間9日の第1戦が6打数1安打、同10日の第2戦では日米通算98号となる中越えソロを放つなど5打数2安打、同11日も4打数1安打をマーク。打率は・292となっていた。

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2021年4月13日のニュース