楽天、今季初連敗!岸は自身登板10連勝でストップ ロッテ・石川は今季初登板で7回1失点の好投で白星

[ 2021年4月13日 21:01 ]

パ・リーグ   楽天2-6ロッテ ( 2021年4月13日    楽天生命 )

6回、2死一、三塁から岸のワンバウンドの投球を下妻は止められずロッテが勝ち越し(撮影・長久保 豊)
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 楽天は先発の岸が6回3失点で今季初黒星。自身登板連勝は10で止まり、チームは今季初の連敗となった。勝利したロッテは今季初登板となった石川が7回1失点の好投で今季初白星を飾り、チームの勝利に貢献した。

 楽天の先発は自身登板11連勝と今季開幕3連勝を狙った岸。初回は三者凡退に抑えて、味方に1点援護をもらった2回2死走者なしから山口に1発を浴びて同点に追いつかれる。3回、4回と走者を許しながらも無失点で抑え、5回は初回以来となる三者凡退に抑えた。1―1で迎えた6回は2死二塁のピンチでレアードの三ゴロを三塁手の渡辺佳がファンブルし、2死一、三塁とピンチは広がった。続く山口の打席でボールカウント1―0から2球目を捕手の下妻が捕逸し、勝ち越しを許すと山口にも右前適時打を浴びて3点目を失った。

 6回104球を投げて、4安打3失点(自責点1)で19年9月16日オリックス戦から続いた連勝は10で止まり、今季初黒星となった。

 打線も初回に浅村の適時二塁打で先制に成功するが、その後勝ち越しを許すと1―6で迎えた9回2死満塁で太田の右前適時打で1点返すのが精いっぱいでチームは今季初連敗となった。

 ロッテは今季初先発の石川。初回は2死走者なしから島内にライトへの二塁打を打たれると続く浅村に右中間への適時二塁打を打たれていきなり失点。しかしその後は2回を三者凡退に抑えると3回以降は毎回出塁を許しながらも打たせて取る投球で無失点に抑えた。7回87球を投げて、7安打1失点で降板した。石川が降板後は、8回は河村が無失点に抑え、9回は3番手の東條が登板するも2死満塁のピンチを招き降板。4番手として益田が登板し、太田に右前適時打を浴びて1点失うが続く小深田を遊飛で打ち取って試合を締めた。

 打線も0―1とリードされて迎えた2回2死走者なしで山口がボールカウント1―1から楽天先発の岸が投じた3球目をレフトスタンドへ運ぶ2号ソロで同点に追いついた。その後はなかなか得点が奪えない展開が続いた中で、6回2死一、三塁で相手の捕逸で勝ち越しに成功し、さらに山口の右前適時打でさらに1点を追加した。3―1で迎えた8回には1死一、二塁で藤岡の中前適時打で加点した。さらに2死二、三塁で角中が二ゴロを打つも相手の二塁手・浅村がファンブルし、2点追加した。

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