オリックス育成6位・古長は「新庄イズム」で下克上起こす

[ 2021年1月7日 05:30 ]

入寮したオリックス育成ドラフト6位・古長(球団提供)
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 オリックスの育成ドラフト6位・古長(BC福島)が新庄剛志氏の著書を手に大阪・舞洲の選手寮「青濤館」に入寮。“新庄イズム”で下位指名からの下克上に意欲を示した。

 「新庄さんは、たくさんのファンの方に愛されている人。自分もそういう選手になりたいと思ったので」

 持参したのは、新庄氏が自身の半生を記した「わいたこら。――人生を超ポジティブに生きる僕の方法」。同氏は阪神、メッツなどでメジャーでもプレーし、日本球界復帰後の06年には日本ハムの日本一に貢献。昨冬は48歳で12球団合同トライアウトにも挑戦した。26歳の古長は「あの年齢で挑戦する姿はかっこいい。僕もプロに入る年齢は遅い方なので」と境遇を重ね、プロの世界で成り上がる手本にする構えだ。

 先輩から金言も授かった。知人の紹介で、ソフトバンク・今宮とは3年前から合同自主トレを行う間柄。「“野球で死ぬくらい頑張れ”と。今宮さんと同じグラウンドで野球がしたい。人より練習しないといけない。その(無休)つもりでやる」と力を込めた。

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