今年の京田は「鳥谷+松井稼」型グラブで勝負!

[ 2021年1月7日 05:30 ]

スラッガーとアドバイザー契約を結んだ京田が今季、使用するグラブ(一部加工、提供写真)
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 中日・京田が今年からスラッガー(久保田運動具店)とグラブのアドバイザリー契約を結んだ。入団時から指導を受けていた奈良原・現楽天内野守備走塁コーチの影響で練習などで同社のグラブを使用。さらに、昨季は青森山田の2学年後輩で、昨年4月に骨肉腫のため亡くなった中井諒さん(NTT西日本)が使うはずだった同社のグラブを譲り受け、シーズンを戦った。このような縁から契約を結ぶことが決まった。

 
 今季、使うグラブは幅も長さも3センチ大きくした。性能面では浅い設計で球離れがいい鳥谷(ロッテ)、捕球面全体を使う松井稼(西武2軍監督)という“ハイブリッド”仕様。昨年末にグラブを受け取り、「はめてみた感じはいいです。自分も少しでも早くゴールデングラブ賞を獲れるように頑張ります」と好感触を口にした。さらに「今年も一緒に戦う」と亡き後輩の名前「諒」の文字をグラブに刺しゅう。新たな相棒を手に、球界を代表する遊撃手へと駆け上がる。

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2021年1月7日のニュース