阪神ドラ3・佐藤蓮、藤浪先輩にミスチル大作戦

[ 2021年1月7日 05:00 ]

<阪神入寮>Mr.ChildrenのCDを手に入寮する佐藤蓮(球団提供) 
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 阪神の新入団7選手が6日、兵庫県西宮市鳴尾浜にある選手寮「虎風荘」に入寮した。ドラフト3位の佐藤蓮投手(22=上武大)はMr.Childrenのアルバム「SOUNDTRACKS」を持参。憧れを抱く藤浪もミスチルの登場曲を使用していることから親交を深め、教えを請う構えだ。

 左手に携えた新アルバムが、佐藤蓮にとっては頼もしい味方となる。最速155キロを誇るドラフト3位右腕は、Mr.Childrenの大ファン。チーム内でミスチル好きと言えば……、そう今季の完全復活が期待される藤浪だ。

 「共通点はこれから仲良くなれるひとつのキッカケにもなるんじゃないかなと。ミスチル好きに悪い人はいないと自分の中であるので。野球のこともそうですけど、趣味の話も今後できればいいなと思う」

 これも野球の神様からの「GIFT」なのか。共通の趣味を持つ先輩右腕の存在を思い浮かべ、思わず頬が緩んだ。かねて「藤浪投手のように160キロを超える球を投げることが目標」と公言。虎の「HERO」を目指す上で、これ以上ないお手本となるのが藤浪だ。“ミスチルトーク”で距離を詰めつつ、投球の極意を聞き出せるとなれば、至福の時間と言えるだろう。

 お気に入りの作品を持参したのは、何も“お近づき大作戦”のためだけではない。日本を代表する人気バンドが奏でる名曲の数々に、これまでも励まされてきたからだ。

 「1番好きなのは『Simple』という曲で、励みになったのは『starting over』です。自分の中の嫌なことだったりを、すごく忘れさせてくれる曲になっているので、野球で悩んでいる時とか、すごく励みになりました」

 壁にぶち当たるたびに、桜井和寿の声で心をリセットしてきた。『starting over』を和訳すれば「新たな旅立ち、再出発」となる。プロ1年目に選ぶ入場テーマ曲としては申し分ない。思い入れの強い楽曲は、マウンドへ駆け出す際の有力候補だ。

 「がむしゃらにやって、しっかり自分の良さをアピールしていけたら」

 チーム内でも屈指の速球は、即戦力の中継ぎ候補としても期待がかかる。『シーソーゲーム』での登板もあれば、先発・藤浪から勝利のバトンを受け取ることもあるだろう。無敵の“ミスチルリレー”で、V奪回に『彩り』を添える。(長谷川 凡記)

 ▽藤浪とMr.Children 阪神入団前からファンを公言する藤浪は新人の13年、主催試合登板時の入場曲に「PADDLE」を選び16年まで使用。以降もミスチルからの選曲で17、18年は「僕が僕であるために」(尾崎豊の楽曲のカバー版)、19、20年は「終わりなき旅」を使用した。一方、打席に立つ際の曲も2年目の14年「Worlds end」から20年の「HANABI」まで6曲連続でミスチル。ほとんどの投手が汎用曲(20年はLiSAの「紅蓮華」)を使用する中、こだわりを見せている。

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