河田氏「熱の入った動きができるよう仕向けたい」広島ヘッドコーチ就任会見で抱負

[ 2020年11月19日 13:28 ]

広島・河田雄祐コーチ 17年撮影
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 広島の来季1軍ヘッドコーチを務める河田雄祐氏(52=前ヤクルト外野守備走塁コーチ)が19日、広島市南区の球団事務所で就任会見を開き、「カープは僕がプロのスタートを切った球団。また赤いアンダーシャツを着て、後輩たちと野球ができることをうれしく思う」と笑顔で語った。背番号は79。

 広島の外野守備走塁コーチを務めた16、17年に機動力野球を推し進め、リーグ連覇に貢献した陰の功労者。4年ぶりの古巣復帰となるが、選手の人望は今でも厚い。今回は、同学年で就任2年目を迎える佐々岡真司監督(53)を自身初の参謀役として支える。

 「佐々岡監督と細かい話をするのは今日これから。どういう野球をやっていくか。初めて1軍監督を務め、いろいろ思うことはあるでしょうし、僕に対する要望もあると思う。話を聞いて、いいタイミング、いい量で発言していければ」

 過渡期を迎えたチームは2年連続Bクラスに低迷。「今年は元気というか、湧き出るパワーが若干薄れていると、敵として感じていた」。再建策としては「何とかしてやるという気持ちがなければ、相手に勝てない。体の芯から熱の入った動きを選手ができるように、こちらから仕向けたい。そこが一番の仕事だと思う」と熱く語った。

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2020年11月19日のニュース