NPB コロナ禍でも黒字前年超え 来季予算は大幅な減収減益見込み

[ 2020年11月19日 05:30 ]

 プロ野球のオーナー会議が18日、都内で開かれた。会議前の定時社員総会では19年度(19年10月~20年9月)の決算が報告され、日本野球機構(NPB)の事業収入は約57億8000万円で、9期連続となる約8億9000万円の黒字だった。

 コロナ禍でオールスター戦など中止になるイベントがあったが、昨年11月のプレミア12開催と、巣ごもり需要によるロゴマーク権利料などのゲーム管理手数料の増収が寄与。12球団は経営が厳しく赤字を免れない中、前年度の約5億7200万円の黒字を上回った。

 ただし来期予算は約8000万円の黒字での大幅な減収減益を見込んでいる。議長を1年間務め上げたDeNA・南場智子オーナーは「コロナ禍で野球の大切さを実感し、さらに頑張っていくという気合の入った一年だと思う」と振り返った。

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2020年11月19日のニュース