巨人・原監督 日本S全試合DH制を歓迎「スリリングなシリーズに…野球界発展に一歩踏み出す必要が」

[ 2020年11月19日 19:22 ]

報道陣に対応する原監督 (現場代表)
Photo By 代表撮影

 日本野球機構(NPB)は19日、主催する21日からのソフトバンクと巨人が争う日本シリーズにおいて、全試合DH制を導入することを発表した。

 受けて立つ原監督は、セ・リーグのDH制導入を提唱していて「面白いシリーズになると思いますよ。スリリングな、息の抜けないね。打席に三振しにいくような人は誰1人いない。今後の、大変な歴史に我々がいたというところ」と話した。

 広い視野で固定観念にとらわれない指揮官は「教育的」とする。高校野球ではレギュラーが9人から10人に増え、打撃に特化した選手の育成にもつながる。「選手の安全であったり、あるいは時間短縮であったり、スリリングな野球をする。まあ、近代野球の中では野球界を発展する、させるという部分においてはやっぱり一歩踏み出す必要がある」と歓迎した。

 DH制のメリットは多い。野手の出場機会増加による打者育成、ベテランの活用と世代交代の円滑化、外国人選手起用の選択肢拡大。「ファンがドキドキする、ファンを喜ばせる、あるいは子供達、野球人口を増やす、野球を目指そう、プロ野球を目指そうという人間を増やす、これはとっても大事なこと」とした。

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2020年11月19日のニュース