巨人 M9に 高橋「高3以来」の決勝三塁打で424日ぶり1勝 

[ 2020年10月15日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人6―1広島 ( 2020年10月14日    東京D )

2回、適時三塁打を放つ巨人・高橋 (撮影・白鳥 佳樹)
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 打った本人も「外野に飛んだヒットは高3以来」と驚いた。原監督も「宮本コーチと私はもっと驚いた」と目を丸くした。大卒2年目の巨人・高橋が、バットで昨年8月17日以来、424日ぶりの白星をたぐり寄せた。

 1―1の2回2死一塁。今季初打席で放った打球が右中間を破る。昨季3本は全て内野安打だ。二塁を回ったところで一度減速し、再加速して三塁に到達。「外野がまだ捕っていなかった…ベースランニングの仕方も忘れました」と苦笑いした。

 今年3月に左肘痛を発症。実戦復帰したのは7月だった。その間に同期入団の戸郷や直江らが活躍。「正直、焦りがあった」。浮上のきっかけを与えてくれた2人がいた。

 杉内2軍投手コーチからは「キャッチャーミットを突き抜けるように投げよう」と助言。9月にもらった言葉を意識するようになってから、課題だった「強い真っすぐ」が戻った。この日も初回から最速145キロの直球で押し、5回2安打1失点の投球につなげた。

 今季から内海(現西武)がつけた「26」を背負う。偉大な背番号を受け継いだ際に連絡し「“気にせずにやっていけば大丈夫だから”と。気持ちが楽になった」という。

 優勝マジックは9と、いよいよ1桁に。日本シリーズを控え、左腕の復活は頼もしい。自身には昨年10月に結婚し、今年2月に長女が誕生。「自分や妻のことが分かるようになってきた。テレビを見て応援してくれていた」。愛する家族にも届けた一勝だった。 (青森 正宣)

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