ヤクルト、初回先頭打者から3連発!95年中日以来25年ぶり快挙

[ 2020年9月21日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト8―6広島 ( 2020年9月20日    神宮 )

<ヤ・広>3者連続弾!中村祐から山田がソロを放つ(撮影・吉田 剛)
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 ヤクルトは20日、広島戦でプロ野球史上5度目となる初回先頭打者からの3者連続本塁打を記録した。浜田太貴外野手(20)がプロ2年目で初の先頭打者アーチを放つと、青木宣親外野手(38)、山田哲人内野手(28)も続いた。1995年の中日以来25年ぶりの快挙となり、勝利につなげた。最下位に沈む中で、神宮の夜空に打ち上げた3連発が光を照らした。 

 神宮の夜空に立て続けに3度も快音が響いた。口火を切ったのは20歳の浜田だ。初回先頭で中村祐が投じた128キロのスライダーを左中間へ先制の2号。「追い込まれていたが、しっかりと反応して打つことができた」と手応えを口にした。

 16日のDeNA戦から1番に抜てきされ、17日の同戦でプロ1号を放ったばかり。「(1番打者として)とにかく塁に出て次の打者にいい状況でつなぐことを意識している」という浜田の先頭弾が、リードオフマンの大先輩たちを刺激した。

 続いたのは先頭打者本塁打を通算9本放っている38歳のベテラン・青木だ。15号ソロを広島ファンで赤く染まった左翼席に打ち込んだ。「先頭打者の浜田が良い流れをつくってくれたのでその流れに乗って打つことができた」と18歳差の連弾でバトンをつないだ。

 トリは通算15本の先頭弾を誇る28歳の山田哲。「前の2人の流れを意識した」と135キロのカットボールを捉え、7年連続2桁本塁打となる10号を左翼席に続けて打ち込んだ。

 いきなりの3連発。新型コロナウイルス感染対策で声を出しての応援が禁止されている神宮の観客席からも大歓声が湧き上がった。無理もない。初回先頭からの3者連続本塁打は球団初。プロ野球史上では95年10月1日の横浜戦で中日の立浪、種田、松井達が達成して以来25年ぶり5度目のタイ記録だった。

 高津監督も「予想外の景気のいいムードができた」と言った。浜田を1番起用してから4勝1敗と勝率はいいが、指揮官は大砲候補に「1番打者の働きは求めていない。先頭でしっかりスイングしてくれればいい」と大きく育てる考えだ。

 観客数の上限が前日から引き上げられ、この日は1万3467人がスタンドを埋めた。3連発には「びっくりした」と振り返った浜田。最下位のヤクルトが、2年目外野手が火をつけた3連発を秋の反攻の号砲に変える。 (君島 圭介)

 ○…ヤクルトは初回裏に1番浜田→2番青木→3番山田哲と3者連続本塁打。初回先頭打者からの3連発は95年10月1日横浜戦で中日が立浪→種田→松井達と続けて以来25年ぶり5度目のプロ野球タイ記録になった。チームでは03年6月12日巨人戦で飯田→宮本、07年7月11日広島戦で青木→田中と初回先頭から2者連続本塁打はあったが、3者連続は初めてだ。

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