西武・松坂 頸椎手術、長期離脱へ…検査で異常見つかり決断、シーズン終盤復帰目指す

[ 2020年7月12日 05:31 ]

西武・松坂
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 西武の松坂大輔投手(39)が頸椎(けいつい)の手術を受けたことが11日までに分かった。全治は不明だが、2~3カ月の長期離脱になるとみられる。松坂は開幕を2軍で迎えて調整を進めていたが、右手のしびれなどを訴えていたもようで手術を決断した。2006年以来14年ぶりに西武に復帰したシーズン。右肘や右肩の手術を乗り越えてきた右腕が試練の時を迎えた。

 松坂は右手に感覚の違いを感じていた。チームの関係者にも相談した上で、数カ所の病院で検査した結果、頸椎に異常が見つかったという。

 頸椎とは、背骨から首につながる部分。西武や大リーグ時代にも疲れがたまり、首の異常を訴えて一定期間離脱することはあったが、手術などは行ってこなかった。しかし、関係者によると、今回については「なかなか指先の感覚が戻らず、しびれもあったようだ」と明かした。手術の詳細は不明だが、内視鏡などを用いた手術を行ったもようだ。

 14年ぶりに古巣に復帰した松坂は順調に調整をこなし、3月20日の開幕だった場合は、開幕3戦目に先発する予定だった。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、シーズン延期に。3月下旬にはコンディショニング目的で右膝に注射を打った。6月7日の中日との練習試合に中継ぎ登板し、1回無失点に抑え「これから投球回を増やしていく中でいろいろな感覚を取り戻していきたい」と話した。開幕は2軍で調整を積み、早期1軍昇格を目指していたが、今季のイースタン・リーグの登板はここまでなかった。

 今後はリハビリに入るが、首は体の根幹を成す部分であり、慎重に段階を踏む必要がある。スローイング再開、そして本格的な投球練習再開、実戦登板など多くの段階を経る必要があり、2~3カ月の長期離脱は必至だ。レッドソックス時代の11年に右肘手術、ソフトバンク時代の15年に右肩手術などの大きなアクシデントを乗り越えてきたが、9月で40歳を迎える右腕にとって新たな試練となる。

 今季のレギュラーシーズンは11月上旬までとなっている。調整が順調に進んだ場合には復帰が9月、10月とペナントレース争いが終盤戦を迎える時期となる。

 「僕は野球が好き。投げられる場所がある限りは投げ続けたい。一年一年、ガムシャラです」と話してきた松坂。全てを乗り越えて、マウンドに戻る日が来ることを信じて待つしかない。

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