ドラフト候補 苫小牧中央・根本 7回13K 痛打されて目覚め7者連続

[ 2020年6月21日 05:30 ]

練習試合   苫小牧中央15―5室蘭工 ( 2020年6月20日    苫小牧中央G )

7回で13三振を奪った苫小牧中央の根本
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 今秋のドラフト候補が20日、今季初の対外試合に登場した。苫小牧中央の最速146キロ左腕、根本悠楓(3年)は室蘭工戦に先発。巨人とDeNAのスカウトが見つめる中、7回を投げて7者連続を含む13三振を奪った。

 痛打されてスイッチが入った。2回に2本の二塁打で1点を失った根本が3回以降、完全投球を見せた。圧巻は3回から5回にかけての7者連続三振。「立ち上がりはボールが高かったけれど、低めを意識して修正できた」と最速141キロの直球に加え、スライダーとチェンジアップで計13三振を奪った。

 今季初の対外試合を7回2安打1失点発進した左腕の自己採点は「35点か40点」と超辛口。今月1日から全体練習を再開し、疲労はピークだった。それでも「体が重い中で140キロ超えたのは良かった。疲れが取れたら一気に上がると思う」と今夏の150キロ到達へ手応えも口にした。

 白老白翔中3年時の全国中学軟式野球大会決勝で完全試合を達成し、侍ジャパンの一員としてU―15アジア選手権で優勝した逸材だ。この日は、巨人とDeNAのスカウトが視察に訪れた。巨人の柏田貴史スカウトは「総合力が高い投手。強弱をつけて考えながら投げていた。力を入れたら140キロ出るし、コントロールもいい。負けん気の強そうな顔もいい」と高く評価した。

 対外試合解禁により、同校から初めてとなるプロ入りへの挑戦も本格化する。今秋プロ志望届を提出する意思を固めている根本は「小さい頃から目指していたプロに行くためにアピールしたい」と力を込めた。(石川 加奈子)

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