日立製作所 新人の飯田真渚斗、公式戦初登板初先発で9回1失点完投 悔しい零敗も新戦力台頭の予感

[ 2026年4月17日 18:40 ]

JABA日立市長杯選抜野球大会   日立製作所0―1明治安田 ( 2026年4月17日    日立製作所野球場 )

公式戦初先発初登板で9回1失点完投した日立製作所・飯田真渚斗
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 日立製作所は0―1で明治安田に惜敗し、1勝1敗のタイとなった。公式戦初登板初先発となった新人・飯田真渚斗投手(22)は9回4安打1失点で完投。敗れはしたものの、新戦力の台頭を予感させた。

 「2回の1失点が本当に悔しい。ランナーが2アウトから出て、投げ急いでしまった。その分、少し甘く入ってしまった」

 堂々たる快投にも、最速150キロ左腕は悔しさをにじませた。2回は簡単に2死を奪いながら、安打と死球で一、二塁のピンチ。続く8番・森川の先制の中前適時打を許し、唯一の失点が決勝点となってしまった。

 「(収穫は)9回を投げきったことが一番良かった。初めての公式戦登板ということで空気感や、(簡単には勝てないことを)思い知らされました」

 勝負の厳しさを知った一方で、明治安田の強力打線にも十分通用した。140キロ台後半の直球を軸に、ツーシーム、チェンジアップを巧みに配した。5回以降の5イニングは無安打投球。9回2死二塁も、自慢の直球で中飛に仕留めた。133球を投げきり、国学院大時代にはなかったという9回完投。今季の公式戦2戦目で先発に抜てきした林治郎監督は「本当によく投げた。今年の主戦になりうる投手。うちの投手陣も引っ張ってほしいという意味も込めて先発させましたし、ゲームを預けました」と称えた。

 「(日立製作所に入社した)一番の理由は地元でなげられること。地元でお世話になった方に恩返しという意味で投げていきたい」

 地元・茨城県の出身。試合が行われた日立製作所野球場から車で20~30分の距離に実家がある。前日には母校の明秀学園日立を訪問。恩師である金沢成奉監督からハッパをかけられたという。この日は家族も観戦。成長した姿を見せることができた。

 「自分の部署の方にも応援に来ていただいている。野球で活躍することで会社に貢献したい」

 力強い第一歩を踏み出した期待の新人は言葉に力を込めた。  

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