阪神・ガンケル 4回2安打無失点 ローテ争いで再度前進「自分らしい投球を見せることができた」

[ 2020年6月4日 05:30 ]

練習試合   阪神10―3広島 ( 2020年6月3日    甲子園 )

阪神先発のガンケル(撮影・平嶋 理子)                                                            
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 底力を見せつけた。先発した阪神・ガンケルは、テンポ良くアウトを重ねていき4回2安打無失点の好投。停滞気味だったローテ争いで再び大きく前進した。

 「強い球も投げられていたし、特にカットボールが良かったので、ゴロアウトも多く取ることができたし、自分らしい投球を見せることができたと思うし良かったね」

 序盤から危なげなかった。初回はピレラに左翼へ二塁打を浴び2死二塁のピンチを背負うも、鈴木誠を149キロのツーシームで遊ゴロ。2回以降も変化球を低めに集めて三塁を踏ませなかった。前回5月29日の紅白戦では2回6安打3失点。春季キャンプ終了時点で開幕ローテ入りをほぼ確実にするなど、絶好調だった春に比べてアピール不足は否めず、安泰とは言えない状況に陥っていた。

 そんな危機で、マイナー一筋でメジャーを目指してきた右腕の闘志に火は付いた。1日の指名練習では福原投手コーチ指導のもと、フォームを微修正。下半身の使い方、体の回転など「米国では教わったことのないような体の使い方」と必死の修正を試みて、上がったマウンドだった。

 「思うような結果が続いていなかったから、今日は結果を残したかったし、福原コーチと取り組んできたことを出すことができて良かったよ」。

 真価の問われた一戦で結果を残した姿に矢野監督も「ちょっと結果が出ない部分が多かったんですけど今日は原口がいいリードをしてくれて」と春先から相性抜群のバッテリーを称えた。3本塁打10得点の大勝の中、技巧派助っ人が勢いを取り戻したことは、大きな収穫になった。(遠藤 礼)

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