これで試合終了??ビジター楽天のサヨナラ勝ちで“微妙な間”が…

[ 2020年6月4日 21:17 ]

練習試合   楽天8―7DeNA ( 2020年6月4日    横浜 )

練習試合<楽・D>サヨナラ打を放った内田(36)を迎える楽天ナイン(撮影・島崎忠彦)
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 ビジターチームがサヨナラ勝ちを収める「珍事」が起きた。4日に横浜スタジアムで行われたDeNAと楽天の練習試合。本来であればビジターチームの楽天が先攻で、後攻はホームのDeNAだが、楽天の「後攻にしてほしい」という申し入れをDeNA側が了承した。

 試合は7―7のまま9回に。裏の攻撃で楽天が1死一、二塁とすると、途中出場の内田がサヨナラ打となる適時中前打を放った。ただ、両軍ともにすぐに試合終了かどうかを認識できない“微妙な間”が生まれた。劇的な幕切れにもかかわらず、公式戦ではあり得ない練習試合ならではの光景だった。

 楽天にとって6月2~14日の練習試合はすべてビジターで、三木監督は試合後に「12試合が全てビジターなので、ベイスターズさんにお願いして後攻にしてもらった。先攻と後攻では野球が少し変わってくる。投手も(1回表に)先に投げるので、準備がしやすいところもある。今後も(対戦相手の球団)お願いしてやっていかないといけない」と説明した。

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