阪神・矢野監督 西勇以外は“サバイバル再開”「全員が戦力で可能性がある」

[ 2020年5月24日 05:30 ]

集合練習前にナインに熱い思いを伝えた矢野監督(中央)(球団提供)
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 甲子園で始まった阪神「集合練習」で、矢野監督がオンライン取材に対応。西勇の開幕投手を明言した一方、他選手の“サバイバル再開”を宣言した。実戦形式を増やして試合勘を取り戻させながら、開幕メンバーを見極める考えを示した。

 「力の差が大きく開いているというより、競っている部分が多いんでね。“レギュラー決まっていますか?”というと、そうじゃないポジションが多い。競争はいつまでも続くし“決まったメンバーが状態を上げて臨むぞ”というのは俺の目指す野球でもない。全員が戦力で可能性があると思っているので、そう見ていきます」

 日程通りの開幕なら固まりつつあった開幕ローテーションも「西は決めていますけど、それ以外は今後の状態を見ていきながら」とした。もちろん、ベースは3月末のチーム解散前のメンバーだが、2カ月近く見られなかったのも事実。鳴尾浜組を含めた再アピールに期待した。

 最短6月19日の開幕までの期間で仕上げと見極めを両立させるため、「今の段階でどこまでできるかは分からない。ただ、実戦は多くやりたいとは思っている」と話した。手始めに、きょう24日にチーム解散以降初の全体でのシート打撃を実施。その後も可能な限り紅白戦などを組んでいく方針だ。

 練習前にはあいさつ。「全員でユニホームを着て甲子園で練習できることが、当たり前じゃないことも感じていると思うし、本当に感謝してやっていけたら」と熱い思いを伝えた。異例のシーズンとなった就任2年目。激しい競争の中でも明るさと笑顔を忘れず、矢野タイガースは戦闘モードに入っていく。(山添 晴治)

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