台湾プロ野球の審判員も「29」 意識不明のプロ野球・川上審判の回復願う「国は違っても審判は一つ」

[ 2026年5月9日 17:27 ]

川上審判の回復を願う台湾プロ野球・木内審判
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 4月16日のヤクルト―DeNA戦(神宮)で球審を務めた際、頭部にバットが直撃して緊急手術を受けた川上拓斗審判員(30)の早期回復を願い、日本野球機構(NPB)が主催する各試合で審判団が川上審判員の袖番号「29」をつけてエールを送った。

 川上審判の回復を願う思いは海を越えた。台湾プロ野球(CPBL)に所属する30人の審判員も着用するヘルメットなどに「29」のシールを付けて、回復を願っている。川上審判員が講師を務めたNPB主催のアンパイアスクールに、台湾プロ野球の審判員が派遣されていたことから交流があった。CPBLの台湾人審判員が、川上審判員の事故を知り自発的にシールを作成し、5月3日の試合から着用が始まった。

 昨季までNPB審判員として1914試合に出場した名審判で、今季から台湾プロ野球の審判員としてのキャリアをスタートさせた木内九二生氏(59)は既に1軍戦20試合に出場している。スポニチ本紙の取材に応じ「国は違っても審判は一つ。世界の審判員の絆の深さを感じています」と語った。

 NPBは4月30日に川上審判員が搬送先の医療機関の集中治療室から一般病棟に移ったと発表。まだ意識は回復しておらず、医療機関で懸命な治療を受けているという。(柳内 遼平)

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