巨人・中島 2戦連発!37歳 開幕一軍アピール 原監督「非常に戦力として強さ感じる」

[ 2020年2月23日 05:30 ]

オープン戦   巨人6―2日本ハム ( 2020年2月22日    タピックスタジア ム名護 )

<日・巨>5回無死 左越えソロを放つ中島(撮影・久冨木 修)
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 プロ野球のオープン戦が22日、沖縄県各地で本格スタートした。巨人は那覇でキャンプを行うようになった11年以降で初となる沖縄敵地でのオープン戦となった日本ハム戦で、中島宏之内野手(37)が5回に左越え2号ソロ。オープン戦の初戦から2戦連発はチームでは01年の松井秀喜以来で、今季実戦は13打数6安打と好調。大城らとの一塁手争いへ、ベテランが猛アピールを続ける。

 手応え十分のアーチを名護の空に描いた。5回無死。中島が直球をはじき返した打球は左翼席に張られたネットに直撃。「いいポイントで打つことができた。うまく打てた」とゆっくりダイヤモンドを一周した。

 01年の松井秀喜以来となるオープン戦初戦からの2戦連発。リニューアルされた「タピックスタジアム名護」のオープン戦のこけら落としで、3回にも中前打。今季実戦は13打数6安打、3打点、2本塁打。この日は「7番・DH」での出場だったが、正一塁手奪取へ、今年に懸ける強い思いが数字に表れる。

 昨年、オリックスから移籍。キャンプからチームメートと食事に出掛け、岡本の部屋のクローゼットに隠れて驚かすなど、チームにすぐに溶け込んだ。ただシーズンでは、43試合で打率・148、1本塁打。「全然思うようにできなかった」と悔しさを募らせた。

 移籍2年目の今季は打撃改造。左足をほとんど上げず、構えた際に顔の上の高さまで上げていたグリップの位置も下げた。無駄な力を抜き、バットを最短距離で出すことが狙い。新フォームを染み込ませるため、キャンプでは連日、ランチ特打も敢行。「練習で感じよく打てている。実戦でちょっとずつできるようになっている」と確実性が上がり、実戦での三振もない。

 原監督も「非常に戦力として強さを感じますね」とうなずく。正一塁手の座を争う大城がこの日は3打席連続で凡退。指揮官が「大城が特にだらしない状況のときにあえてピンチヒッターを送った」と厳しさを見せる中、中島の存在が光った。

 外野手の陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)も一塁に挑戦している。ライバルは多い。「毎日アピールしてやっていきたい」と話した37歳の目は次へと向けられている。(青森 正宣)

 ≪巨人でオープン戦初戦から2試合連発は19年ぶり≫中島(巨)がオープン戦初戦に続き本塁打。オープン戦初戦から2試合連発は昨年田中(楽)、横尾(日)が放って以来。巨人では01年松井が2月25日広島戦、3月2日阪神戦でマークして以来19年ぶり。中島は西武時代の05年に3戦連発と2戦連発を1度ずつ記録しているが、初戦から連発は初めてだ。これでオープン戦の通算本塁打は20本目。現役では中村(西)の24本が最多で20本は福留(神)、バレンティン(ソ)と並ぶ4位タイ。

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