阪神・和田TA 若虎に猛虎魂注入!監督時代15年以来の直接指導

[ 2020年1月24日 05:30 ]

阪神・荒木(左)と握手する和田TA(撮影・成瀬 徹)      
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 高知・安芸キャンプで指導スタッフに加わる阪神の和田豊球団本部付テクニカルアドバイザー(TA、57)が23日、若手に猛虎魂を注入する意欲を語った。

 「何を担当するかは安芸に行ってからになると思うけど、キャンプ初日と(シーズン)開幕は野球人にとって特別な日。そこでグラウンドに立てるのは身が引き締まる思い」

 阪神監督時代の15年以来となる直接指導で、楽しみにしているのがドラフト1位・西純(創志学園)ら新人への指導だ。今年はドラフト上位5人が甲子園で活躍した高校生で、TAとしてチェックし能力は把握済み。この日は新人合同自主トレも視察し「2週間で顔つきも変わり体も大きくなった。そうした変化を見逃さずに指導したい」と話した。

 85年に阪神入団して以降、コーチ、監督も含め31年連続で現場に関与し、猛虎魂の伝承にかける思いも強い。「いろんな立場の選手がいる。キャンプは1軍を意識した強い思いでやってほしいし、そのためのバックアップは惜しまない。しっかりと見ていきたい」。昼夜の和田塾で若手台頭を後押しする。

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