【センバツ選考事情―関東・東京】花咲徳栄が投手力・総合力で帝京を上回る

[ 2020年1月24日 17:12 ]

第92回選抜高校野球大会出場校発表

選抜高校野球の出場校が決定
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 【センバツ選考事情―関東・東京】例年論議を呼ぶ関東・東京の6校目は今年も難航した。関東5番目評価の花咲徳栄(埼玉)と東京大会準優勝の帝京の比較で、井上明・地区委員長は「力は拮抗(きっこう)しており、差はない。総合力で花咲徳栄に分があると判断した」と話した。

 帝京が準決勝・創価戦で本塁打2本で追いつきサヨナラ勝ちした試合を目の当たりにし、「われわれ選考委員も“帝京が久しぶりにいいチームを作ってきた。帝京復活か”と期待を持ってみていた」(井上委員長)。2011年夏以来、選抜では2010年以来の甲子園出場も見えていた。

 ところが決勝では国士舘に0―6の完敗だった。「決勝では全くいいところが見えなかった。打線はつながりを欠いていたし継投の投手陣も安定感が足りない。花咲徳栄を上回る材料は見当たらなかった」

 花咲徳栄は準々決勝で準優勝した山梨学院(山梨)に1―2と惜敗。特に安定した投手力が高く評価された。

 この関東・東京6校目は昨年、関東大会準々決勝で春日部共栄(埼玉)に2―9とコールド負けを喫していた横浜(神奈川)を選出していた。選考委員が左腕・及川を奪三振率が高く、最速152キロの速球に鋭いスライダーを高く評価し、「うまくいけば全国優勝できる」と大きな期待を寄せての選出だった。

 井上委員長は前回の選考事情を踏まえたうえ、「春は投手力。去年の及川投手は甲子園で力を発揮できなかったが、選抜は投手力を大事にする」と説明した。(内田 雅也)

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