ヤクルト 3日で首位返り咲き “聖域”「3番・捕手」変更が奏功 内山「3番・二塁」で昇格即2点適時打

[ 2026年4月29日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト10―5阪神 ( 2026年4月28日    神宮 )

<ヤ・神>2回、適時打を放った内山(撮影・尾崎 有希)
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 ヤクルトは28日、阪神との首位攻防3連戦初戦を10―5で制し、わずか3日で首位に返り咲いた。故障で出遅れて今季初めて1軍登録の内山壮真内野手(23)が「3番・二塁」で出場し、2回の6得点ビッグイニングを締める2点適時打を放った。ここまで全試合で3番には捕手を置いてきたが、打線を大幅に組み替え。12安打10得点と機能し、連敗を3で止めた。

 池山監督が大幅に打順を組み替えた。開幕から“聖域”だった「3番・捕手」を変更。今季初昇格の内山を起用した。

 「ようやく構想の一枚が戻ってきたので、楽しみが増える」。就任直後の秋季キャンプで「ヤクルトの将来が懸かっている」と昨季は捕手登録ながら外野などで116試合に出場した内山を、内野へコンバートした。主軸として期待していたが、春季キャンプ中に左脇腹の張りで離脱を余儀なくされていた。

 2軍戦では二、三塁を中心に出場し、昇格に備えてきた。チームが好調なこともあり、開幕から約1カ月での合流。「自分に求められているのはバッティング。それもあってのコンバートだと思う。とにかく打てるように」と焦ることなく集中した。「野球を見ることが好きなので」と時間が許す限り1軍の試合を視聴し、イメージを膨らませていた。

 「いつでも呼ばれてもいいように、体と心の準備はしっかりしてきた」。2回に4点を先制し、なお1死二、三塁で才木の151キロを中前にはじき返す2点打。出塁後は二盗もマークするなど存在感を発揮した。ここまで全試合4番だったオスナが2軍再調整となる中で、指揮官が「(内山)壮真を良い場所で、と3番に」と内山中心に組み替えたという新打線が機能。前回対戦で16三振を奪われた才木を2回でKOし、先発野手全員安打の12安打で10得点を奪った。

 連敗を3で止め、わずか3日で首位に再浮上した。「僕が来たおかげで勝てたと思いたい」とお立ち台でおどけた内山。「ブンブン丸」野球の大事なピースが帰ってきた。(小野寺 大)

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