九産大逆転負け 独特フォームの谷口が4番手で登板 場内湧く

[ 2019年11月16日 17:37 ]

明治神宮大会大学の部・1回戦   金沢学院大8―5九産大 ( 2019年11月16日    神宮 )

 九産大が金沢学院大に逆転負けを喫した。

 4番手で登板した右腕・谷口優成投手(3年、唐津商)は左足を上げてからテークバックする時、一瞬体を反らせる独特のフォーム。神宮のファンからも歓声が上がる中、1回無失点に抑えた。

 唐津商3年夏に甲子園出場。当時、背筋が200キロあったことでこのフォームでの投法ができあがった。「自分としては大学に入ったら変えようと思ったけど、大久保(哲也)監督から変えなくていいと言われたので」と磨き上げてきた。打者がタイミングを取りづらい間を生み出す。「一巡目はめったに打たれない。自分このフォームで投げていてもは疲れない。他の人がやったら疲れるかもしれませんけど」と笑う。

 最速は143キロ。「もっと体を作って、球を速くしたい」と来年の飛躍を誓った。

続きを表示

2019年11月16日のニュース