巨人・浦田 母へ贈る初V打 6戦ぶり先発で躍動3安打4打点「絶対勝ちたい思いが強かった」

[ 2026年5月11日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人9―4中日 ( 2026年5月10日    バンテリンドーム )

<中・巨>6回、逆転の2点適時三塁打を放つ浦田(撮影・光山 貴大)
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 両腕に着けたピンクのリストバンドが光る。母の日の試合前。巨人・浦田は、母・智美さんへ「ありがとう」と短いメッセージを送った。最愛の母へ、日頃の感謝を伝える3安打4打点だ。

 「今日は母の日なので、お母さんにヒットをプレゼントしました。勝ちました!」

 宿舎の朝食会場で阿部監督から「今日、ショートで行くぞ」と6試合ぶりのスタメン起用を告げられ、気合を入れた。5回に中前打を放ち、ハイライトは1点を追う6回2死二、三塁。前進した外野手の頭上を行く、右中間への逆転の2点三塁打だ。9回にもダメ押しの左中間2点二塁打で、プロ最多の4打点。決勝打はプロ初で、3連敗中だった空気を変え「出るから絶対勝ちたい思いがいつも以上に強かった。流れは悪かったけど勝てて良かった」と笑った。

 母・智美さんは九州文化学園(長崎)でバレーボール部に所属。主将も務めてインターハイ優勝を果たした元アスリートだ。常に周りに気遣いができ「周りがよく見えていて、困っている人がいれば助けに行ったりする人です」と尊敬する。プレゼントもきょうだいで贈る予定で「ドライヤーだったと思います」と言うが、活躍が何より最高の贈り物だ。

 強く産んでもらった体で躍動し、阿部監督は「あれくらいできるんですから、チャンスと思ってやってほしい」と成長を期待した。今季最多9得点をけん引し、一日で勝率5割復帰に3位浮上。連敗で困っていたチームを救ったのは、母から受け継いだDNAの証明だった。(田中 健人)

 ◇浦田 俊輔(うらた・しゅんすけ)2002年(平14)8月30日生まれ、長崎県出身の23歳。海星では2年夏の甲子園に出場し3回戦敗退。九産大では4年の大学選手権で8強に貢献し、24年ドラフト2位で巨人入団。1メートル71、67キロ。右投げ左打ち。

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