広島・西川“目標”3割死守!8月球団タイ42安打「振れている感覚ある」

[ 2019年9月10日 05:30 ]

広島・西川(撮影・村上 大輔)
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 広島は10日から本拠地で中日と3連戦。今季も残り11試合となり、西川龍馬内野手(24)はチームの勝利に貢献しながらの“目標達成”を誓った。打率は目下リーグ7位の・306。開幕前に掲げた「規定打席を(初)クリアして打率3割」は目前だ。8月は打率・365と絶好調だったバットで敵陣深くに切り込み、チームを勢いづける。

 
 疲労や酷暑でともすれば成績が下がりやすい夏場でも、広島の切り込み隊長は涼しい顔で打ちまくっている。8月だけで球団記録の42安打を放ち、78年8月の水谷実雄、04年4月の嶋重宣と肩を並べた西川。月末の1日を苦笑いで振り返った。

 「自分では、そんなに打っている感覚がなかった。31日になって誰かに“あと3本打てば(球団)新記録ですよ”と言われ、初めてわかったんですよ」

 月間40安打で臨んだ当日のDeNA戦。初回に右前へ運ぶと、6回には中前打を放って球団記録に並んだ。だが、チームが勝利したため5打席目は回って来ず「回ってきたら狙おうかと思っていた。超えていないので一緒です」と笑った。

 もともと「好き」という夏場。8月は27試合で打率・365、4本塁打、12打点の好成績を残し、チームをけん引した。打っている感覚はなくても「(バットが)振れている感覚はある」と話し、その要因についても自己分析してみせた。

 「水分はもちろん、キツくても、時間をかけてでも、ちゃんと食事を摂ること。爆睡もできていますから」

 いきおい、1番に定着した後半戦スタートの7月15日に・263だった打率はぐんぐん上昇。規定打席に達した8月17日以降も右上がりの曲線を描き、目下の・3057は堂々リーグ7位につける。目標達成は目前だ。

 「規定打席をクリアして3割。そこは達成したい。シーズン前から言っていたので」

 昨季も打率・309をマークしているが、規定打席にはわずかに届かなかった。クリアすれば4年目で初。最低でもCS進出を死守し、一つでも上の順位を目指すチームの勝利にも、1番打者の果たすべき役割は小さくない。

 「ボクが初回に出塁すれば得点の可能性は高くなるし、チームも勢いに乗る。できることをやっていきたい」

 泣いても笑っても残りは11試合。タフな心身を持つ西川が、チームに貢献する快音をきょうも響かせる。(江尾 卓也)

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