関西国際大・平野がリーグ通算100安打達成 親友に感謝「森がいたから乗り越えられた」

[ 2019年9月9日 15:38 ]

2019阪神大学野球秋季リーグ戦第2節3回戦   大体大13―4関西国際大 ( 2019年9月9日    南港中央野球場 )

<大体大・関西国際大>4―5の5回1死から右前打を放ち、リーグ通算100安打を達成した平野主将
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 関西国際大・平野晴也主将(4年=関西)が通算8人目となるリーグ通算100安打を達成した。大記録まであと1安打で迎え「5番遊撃」で先発出場。1点を追う5回1死の第3打席。この回から登板した大体大・位田(いんでん)僚介(1年=履正社)の内角真ん中に入ったカットボールを右前に運んだ。

 「しっかりと自分のポイントでボールを捉えられた」

 球場には100安打達成のアナウンスが流れ、たくさんの人から温かい拍手を送られ、小さく一礼。「打てないときの使い続けてくれた指導者のおかげです」と感謝した。

 1年春から正遊撃手として出場を続け、昨秋オフに主将に就任した。昨秋に続くリーグ連覇、全国優勝を懸けた春季リーグだったが、開幕直前に腰を骨折。完治しないままに開幕を迎えると、深刻な打撃不振に見舞われ、打率・205と低迷。6季通して続けていたフルスイング出場も途切れ、チームも5位に沈む悔しいシーズンとなった。

 「主将になって、ケガをして。自分のことを考えたいけど、チームのことも見ないといけない。もう何もかも投げ出したくなるときもあった中で、森亮太(4年=関西)がいたから乗り越えられた」

 6番を打つ森とは高校時代からのチームメートで、高校から主戦で戦っていた平野に対し、森は大学3年まで控え選手だった。それでも人一倍練習をこなし、レギュラーの座を奪取。平野が悩んでいるときは精神的に寄り添い、支えてくれた。そんな親友の姿を見るとつらいときも前向きになれた。「試合に出ていることは当たり前じゃないと気付いて、初心に返ろうと思えた。森の存在が“このままじゃあかん”と奮い立たせてくれた」。

 腰のケガも完治し、秋季リーグが開幕以降5試合で17打数8安打(9月9日現在)と好調だ。この日は今春王者の大体大に2桁得点を許して、勝ち点を落としたが「まだ終わったわけじゃない。僕が打ってチームを勝たせたい」と前を向いた。リーグ最多安打記録の117本も射程圏内。ラストシーズンで一気に記録を塗り替え、チームを勝利に導く。

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