中日ドラ2・梅津 デビューから3戦3勝!近藤真一以来32年ぶり快挙「勝つために祈っていました」

[ 2019年9月4日 05:30 ]

セ・リーグ   中日4-3巨人 ( 2019年9月3日    ハードオフ新潟 )

3勝目をあげ喜ぶ梅津(撮影・西川祐介)
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 祈りは通じた。9回、1点差に迫られ、なおも2死二塁。ベンチで戦況を見つめる中日のドラフト2位・梅津は両手を合わせ神頼みした。岡田が亀井を二ゴロに打ち取ると、合わせていた両手を叩き、顔をほころばせた。

 「勝つために祈っていました。不安になりましたけど、信じて応援していました」

 デビューから3戦3勝は球団では87年の近藤真一(現真市)以来、実に32年ぶり2人目の快挙。「終わってからはうれしいけど、投げている時は記録を意識していなかった」と目の前の打者に集中していた。

 5回、1点差に迫られ、なおも2死二、三塁のピンチで坂本勇を空振り三振に仕留めるなど「フォークの調子が良くて決め球に使えた」と巨人打線を5回4安打1失点に封じた。6回2死一、三塁の好機で代打を送られ67球で降板したが、不慣れな地方球場で首位相手に再度の力投を演じた。

 雨天中止もあり8月22日の巨人戦以来、中11日での登板。空いた期間は「未来の自分への投資」とウエートトレに時間を割いた。東洋大3年時、80キロ未満だった体重を1年で約15キロ増量。その効果もあり最速は153キロまで伸びたが、右足肉離れも発症し「脂肪だな」と、プロ入り時には88キロまで落とした。「筋肉量で95キロにしたい」と食生活やトレーニングで現在は91キロとなったが「体脂肪は全然変わっていません」と屈強なボディーを手に入れつつある。

 次戦は球団史上初への挑戦。「勝ちたいと思うと空回りする。一球一球良い球を投げたい」。体も技術も無限の可能性を秘める。(徳原 麗奈)

 ▼中日近藤真市スカウト 記録はいつか抜かれるものだし、次の登板が楽しみだね。(次戦も)記録のことは意識せずに一球一球、自分の投球をすることに集中してほしい。

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