阪神 落雷ノーゲームで日程ずれ込み糸井復帰に希望の光「多少無理してでも帰ってきてほしい」

[ 2019年9月4日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神(ノーゲーム)DeNA ( 2019年9月3日    横浜 )

屋外で打撃練習する糸井(撮影・奥 調)
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 阪神は3日のDeNA戦が落雷の可能性のため、1回裏1死でノーゲームとなった。横浜の空に稲光が走り、雷鳴が轟(とどろ)いた。初回、先発青柳が先頭の神里を空振り三振に仕留めた直後。雨は降っていなかったが雷雲が上空を覆い、審判団の判断で試合を中断。7分後に再開したがソトへ1球投げたところで再中断し、午後7時2分にノーゲームが宣告された。過去に例をみない落雷の可能性によるノーゲームに矢野監督も苦笑いするしかなかった。

 「雷(でノーゲーム)なんかあんの? 珍しいというか、自分の記憶にないけどね」

 ただ、逆転でのクライマックス・シリーズに向け、あらゆる事象をプラスに考えたい――。あの男にとっても恵の雨ならぬ“恵の雷”となるかもしれない。左足首関節炎からの回復が長引き、2軍調整中の糸井だ。ノーゲーム決定後、浜中打撃コーチが改めて熱い期待を口にした。

 「嘉男のことなんで急に“行けます!”と言うかもしれない。帰ってくることで打線の圧力が増してくる。残り20試合、嘉男の力も必要。僕としては多少無理してでも、帰ってきてほしい」

 糸井が衝撃の告白をしたのが1日の2軍練習後だった。「シーズン、フィニッシュ。早く上がりたいという気持ちでやってましたけど。100%じゃないとチームに迷惑かける。でも、現状じゃ100%というのは残念ですけど…」と自らレギュラーシーズン絶望を示唆。ただ、CSに進出した場合には「チャンスがあれば戻りたい」と前向きな言葉も残していた。

 この日は鳴尾浜球場でのフリー打撃で40スイング中6発の柵越え。打撃は問題ないだけに守備、走塁が最低限できるレベルになれば、大きな戦力になることは間違いない。

 追い風は吹いている。8月27、29日の中日戦2試合が中止となり、この日を含めた3試合の代わりは9月末、もしくは10月に組まれる見通し。CS進出を賭けた大一番になっている可能性も十分で、そこに超人が戻って来れば…。今や逆転CS進出が虎党最大の願いとなっており「ファンあっての俺らなんでね。そこを望んでもらってるのは俺らも十二分にわかってる」と矢野監督。最後の最後までファンを楽しませる戦いを見せる。(山添 晴治)

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