広島・西川4安打大暴れ 1番定着後絶好調 打率3割目前

[ 2019年8月3日 05:30 ]

セ・リーグ   広島7―0阪神 ( 2019年8月2日    マツダ )

6回2死一、二塁、西川は中前適時打を放つ(撮影・坂田 高浩)
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 外角低めの難しいスライダーだった。2点リードで迎えた6回2死一、二塁の好機。広島・西川が高橋遥の3球目を泳ぎながらも巧みなバットコントロールで捉えると、打球は中前ではずんだ。停滞気味の試合を動かす貴重なタイムリーだった。

 「大地さんが目の前でバントを失敗し、“頼むぞ”と言われたので頑張りました」

 投打のヒーローが並んだ本拠地でのお立ち台。“よくやった”とばかりに大瀬良から肩をもまれ、頭をなでられた切り込み隊長は、はにかみながら白い歯をのぞかせた。

 初回からエンジン全開だった。先頭で右前打を放って先制のホームを踏むと、2回はセーフティーバントで投前安打。7回の第5打席でも中前に運び、5打数4安打1打点の大暴れだ。1番に定着した後半戦は快音を連発し、2割6分台だった打率は・297にまで急上昇した。

 「暑くなって体がよく動いている。自分でも怖いぐらい」

 昨季は7回0点、今季7月7日にも8回0点に抑えられた難敵左腕を、3度目の対戦でKOした痛快な1勝。緒方監督は「高橋遥から点が取れていないからね。失策が絡んだとはいえ、初回の2点が大きかった。1・2番がいい形で出塁してくれた」と称えた。首位・巨人とは3ゲーム差。1番・西川がけん引する猛追劇はここからが佳境だ。 (江尾 卓也)

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