【神奈川】宮台のおかげ!湘南 超進学校対決“地道トレ”で勝利

[ 2019年7月16日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権 神奈川大会2回戦   湘南13-6柏陽 ( 2019年7月15日    俣野公園 )

神奈川・湘南―柏陽・8回にセーフティースクイズ(記録は内野安打)を決める湘南の遠藤
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 第101回全国高校野球選手権(8月6日から16日間、甲子園)は15日、48大会で398試合が行われた。神奈川大会では、古豪・湘南がOBの日本ハム・宮台康平投手(24)から“プレゼント”された打撃マシンで磨いた攻撃で柏陽を下し、3回戦に進出。偏差値70超えの進学校対決を制した。16日は39大会で268試合が行われる。

 満員の俣野公園球場に校歌の大合唱が響く。「海の日」とあってOB、保護者、生徒がスタンドを埋め尽くす中、バントに長短打で計18安打13点。偏差値70超の柏陽との進学校対決を制した。4―4の6回に一塁線へ決勝スクイズを決めた3番・遠藤は「試合前にも周りの方から“柏陽は学力でのライバルだね”と言われて、野球でも負けられないと。勝ててホッとした。学力だってウチの方が上です」と胸を張った。

 県トップクラスの進学校で、1949年夏の甲子園を制した伝統校。午後7時30分に完全下校のため、練習は約2時間だ。ナインは部活後に予備校で自習してから帰宅するなど勉強と両立。朝に自主練をしたり、時間を無駄にしない工夫を凝らす。

 そんな野球部員に昨年大きなプレゼントが届いた。東大から一昨年に日本ハム入りしたOB・宮台康平の寄付金で購入した打撃マシンだ。左腕の恩師でもある川村靖監督が「コウヘイくん」と名付け、ナインはそのマシンと毎日向きあって打撃を磨いてきた。

 8回にもセーフティースクイズ(記録は内野安打)を決めた遠藤は「新チームはバットは振るが、安打が凄く出るわけじゃない。だからバントを大事にしようと言ってきた。コウヘイくんで毎日バント練習した成果が出た」と笑った。

 早朝の雨の影響で試合開始は40分遅れたが、指揮官が「英単語勝負とかしてこいよ」と進学校対決を意識した冗談でナインをなごませた。3年ぶりの夏2勝。勉強も野球も、地道に「コツコツ」と積み上げる。 (松井 いつき)

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