オリックス 8月8日生まれの森友哉が8回に令和通算8888号 首位タイ浮上呼び込む末広がり弾

[ 2026年4月20日 05:05 ]

パ・リーグ   オリックス2―1ソフトバンク ( 2026年4月19日    みずほペイペイ )

<ソ・オ(3)>8回、同点ソロを放つ森友  (撮影・成瀬 徹)
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 オリックスは19日、ソフトバンク戦(みずほペイペイ)に2―1で逆転勝利し、2カード連続の勝ち越しを決めた。1点劣勢の8回に先頭の森友哉捕手(30)が、右中間へ令和NPB通算8888号となる同点の1号ソロ。8月8日生まれの背番号4がチームの17イニングぶり得点をメモリアル弾で刻み、終盤の勝ち越し劇を呼び込んだ。リーグ2位だった楽天が敗れたため、2日ぶりに首位タイに浮上した。

 敵地には重苦しい雰囲気が立ちこめていた。前日18日はわずか1安打の零敗。上沢にノーヒットノーランまで、あと2人に迫られた前夜に続き、この日も左腕・松本晴の前に7回までわずか3安打、二塁すら踏めず。その敗戦ムードを森友が一掃した。

 「真っすぐに合わせにいって、その中でしっかり対応できた」

 8回先頭、1ボール1ストライクからの3球目。松本晴のカーブをバットのやや先端ですくい上げた打球は、放物線を描いて右中間のホームランテラス席に飛び込んだ。値千金の今季1号が、令和に入ってからのNPB通算8888本目の本塁打。8月8日生まれ、まるで打つべき運命だったかのような末広がりの羅列を報道陣から聞き「そうなんですか?うれしいですね」と、笑みを浮かべた。

 12年目の昨季は移籍後最少の50試合出場にとどまり、打率も・205と苦しんだ。「プロ野球人生で得た引き出しを全て開けてやったけど、何もフィットしない。試練かな」。辛酸をなめたシーズンから立て直しを図る今季も、一時は打率・100まで落ち込むなど出だしでつまずいた。「結果を残していないうちは、もがく必要がある。首脳陣にもですし、本来ファームで出るべき選手が出られないことに申し訳なさを感じながら」と、今月7日には志願してファーム・リーグの阪神戦に出場。実績、プライドをかなぐり捨て、ひた向きに自らの打撃と向き合ってきた。

 カード初戦の17日に今季初適時打を含む4安打を記録。「今日ホームランも出たので、気持ち的には凄く楽です」と、状態は上向きつつある。捕手としても「トモとジェリー」コンビとして新助っ人右腕の6回1失点の力投を支えるなど、攻守に躍動した。「粘り強く守備の方でいけたのが、今日は一番うれしい」。昨季途中まで13連敗を喫したみずほペイペイドームでのカード勝ち越しをたぐり寄せた主砲が、波に乗ってきた。 (阪井 日向)

 ○…森友(オ)が今季1号本塁打。19年5月1日に坂本勇(巨)が記録した令和1号からプロ野球では通算8888本目の本塁打となった。なお、5000本以降のゾロ目本塁打は5555号=杉本(オ)、6666号=森下(神)、7777号=角中(ロ)が記録している。ちなみに令和以降の個人最多本塁打は村上(ヤ=現ホワイトソックス)の239本、球団別では巨人の974本が最多だ。

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