ヤクルト雄平同点3ラン 9回サヨナラ四球で3連勝

[ 2019年4月4日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト5―4DeNA ( 2019年4月3日    神宮宇 )

サヨナラ勝ちしたヤクルトナイン(撮影・島崎忠彦)
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 ヤクルト・雄平が3点ビハインドの8回1死二、三塁からパットンの内角への146キロを右翼席中段まで運ぶ同点3ラン。「飛びました。その前にチャンスをつぶしていたので、絶対に打つという強い気持ちで打ちました」。今季1号で試合を振り出しに戻すと、9回1死満塁から山田哲がサヨナラ四球を選び3連勝を飾った。

 雄平はオープン戦は規定打席に達しなかったが打率は4割超と好調を維持。しかし、3月29日の阪神との開幕戦(京セラドーム)で無安打に終わると、翌30日の第2戦は先発から外れた。「危機感は常にあります。打てなかったら使われないのは分かっている」。1試合、1打席を大切にして、チームを救った34歳に、小川監督も「“ここぞ”で大きな本塁打を打ってくれた」と賛辞を贈った。 (黒野 有仁)

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2019年4月4日のニュース