智弁和歌山、8強で平成センバツ単独最多勝 4強で春夏通算もトップに

[ 2019年3月22日 05:46 ]

智弁和歌山は平成のセンバツ歴代2位の通算25勝
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 【平成センバツデータ(中)学校編】平成のセンバツで最多勝の学校。答えは大阪桐蔭だ。通算26勝で優勝回数も最多の3度を誇る。甲子園勝利は全て平成に入ってからで、まさに時代を代表している。

 1勝差で続くのが智弁和歌山。甲子園には春夏合わせて36度も出場しているが、初勝利は93年(平5)の夏。昭和では1勝もしていない。平成で春20勝以上しているのは前述の2校と東海大相模、浦和学院の4校。今大会の出場は智弁和歌山のみで、8強進出で平成単独最多勝が確定、さらに4強まで進むと春夏通算でも64勝となり大阪桐蔭の63勝を抜く。

 複数回の優勝は大阪桐蔭のほかに横浜、東海大相模、広陵、沖縄尚学の4校が2度ずつ。横浜、広陵は優勝すれば大阪桐蔭に並ぶ。

 私立の台頭が目立った平成時代。頑張ってほしいのが商業高校だ。大正、昭和では29年からの15大会連続など春だけで27度も優勝しているが、平成はない。今大会は明石商と高松商が出場。高松商には前人未到の大正、昭和、平成の春3元号Vも懸かる。今大会出場校のない工業高校は、春夏通じて平成時代に優勝することはできなかった。 (八田 朝尊)

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2019年3月22日のニュース