西武の新外国人右腕、家族がすごかった!義父は世界一投手、義弟は…

[ 2019年3月18日 19:31 ]

西武のニール
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 華麗なる一族の後押しでジャパニーズドリームをつかむ!。西武の新外国人右腕のザック・ニール投手(30)が19日、今季初の本拠地でのオープン戦ロッテ戦(メットライフドーム)に先発する。

 「今の自分の状況がどうか確かめるためにも、全力で行って見極めるために投げたい」と意気込んだ。オープン戦では12日のオリックス戦(姫路)に先発して4回2安打1失点(自責0)。オープン戦2度目の登板は本拠地登板となり、先週来日したキアーナ夫人も観戦予定と気合十分だ。

 オクラホマ大学時代に出会ったというキアーナ夫人だが、実は野球一家の生まれだった。夫人の父、ニールの義父にあたるボビー・ウィットさん(54)は元メジャーリーガー。レンジャーズなどメジャー16年で通算142勝157敗、防御率4・83の成績を残した右腕だ。「実は付き合い始めた後に知ったんだよ」とニール。義父は85年ドラフトでレンジャーズの1巡目指名(全体3位)を受けて1年目の86年からローテーション入り。同年から5年連続100四球を越えて「四球王」という異名も拝借したが、90年の17勝、96年の16勝など2桁勝利を7度マークした好投手だった。現役最終年の01年はダイヤモンドバックスに所属。ポストシーズンで3勝を挙げるなどワールドシリーズ制覇に貢献した。最近、日本で名前が挙がったのは16年8月24日。当時、レンジャーズに所属していたダルビッシュ(現カブス)がレッズ戦でプロ初本塁打を放った際、ダルビッシュの前にレ軍の投手で本塁打を放ったのが97年のボビー・ウィットだったと報じられた。

 そしてその息子でキアーナ夫人の弟、ニールの義弟になるボビー・ウィット・ジュニアがこれまたすごい。現在、18歳の高校生でU―18のアメリカ代表チームに選出される遊撃手。大リーグ公式サイトで昨年8月に「19年ドラフトの高校生トップ10」と題された特集では、なんとナンバー1として挙げられた逸材だった。「彼はビースト(野獣)だよ。投げても98マイル(約157キロ)出る。すごいんだ」とニール。オフの自主トレも一緒に行った義弟は、今年7月のドラフトで1巡目指名確実という超有望株なのだ。

 10年ドラフト17巡目でマーリンズから指名を受けてプロ入りしたニールだが、メジャーでのプレーに対してはこだわりがない。逆に「1、2年でアメリカに帰ってメジャーでプレーする選手が多いけど、僕は日本でずっとやりたいと思っている」とまで言い切る。姫路遠征の際には姫路城を訪れるなど日本文化に興味津々。来日前から寿司、ラーメンも好んで口にしていたという。「球場での昼食がうどん、そば、ラーメンと麺類が多くて毎日出てくるのには慣れるのに苦労した」と苦笑いしたが積極的に日本語にもトライし取材後は「マタネ!」と笑顔で引き上げた。

 豪華な家族の声援を受けて、ジャパニーズドリームに挑戦する右腕の登板に注目だ。

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