誠也 満弾&二塁打2本「逆風、ギリギリでも入ってよかった」

[ 2019年3月10日 05:30 ]

オープン戦   広島12―5DeNA ( 2019年3月9日    福山 )

3回裏1死一塁、鈴木は左翼線に二塁打を放つ(撮影・奥 調)
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 広島・鈴木誠也外野手(24)は9日、DeNAとのオープン戦(福山)で2本の二塁打に2号満塁弾と大暴れした。「3番・中堅」で先発した西川龍馬内野手(24)は適時打を含む3出塁で同学年の3、4番コンビが機能。丸が抜けた19年型打線の破壊力を証明する13安打12得点の大勝で、オープン戦4勝1分けとし、単独首位に立った。

 3番が出塁して、4番が還す――。赤ヘル打線の今春最大の課題を、24歳の同学年コンビが解決しようとしている。4回、リードを4点に広げ、なおも1死二、三塁でDeNAは中後が登板。打席には3番・西川が入った。次打者席に控える強打者を考えれば、相手はここで勝負しておきたいところだが、西川も要注意人物。四球を選んで満塁と好機拡大すると、4番・鈴木は2ボール1ストライクから真ん中に入った真っすぐを仕留めた。確実に捉えた打球は、強烈な逆風をものともせず左中間席に飛び込む2号満塁弾となった。

 「打った感触はよかった。逆風だったけど、ギリギリでも入ってよかった」

 2点を追う3回は、1点を返し、なおも1死二、三塁から西川が右前に逆転の2点適時打。続く鈴木は左翼線二塁打で二、三塁とし坂倉の中犠飛につなげた。西川は「誠也が後ろにいると楽に打席に入れる」とコンビの相性の良さを実感する。

 丸の抜けた新3番は、シーズン中も固定せずに最善策を探る予定でいる。迎打撃コーチが思い描く3番の理想像は「いかに誠也と勝負してもらえる3番を組めるか」。オープン戦3試合連続で3番に起用された西川に、東出打撃コーチも「西川ははまっている。(鈴木と)同級生だし、すんなりはまってくれれば」と期待を込めた。

 3番探しに集中できるのも、昨年11月に右足関節のボルトを除去した鈴木の術後の経過が順調だからこそ。「できると聞いて手術したわけで、やれることが順調にできている」。2回先頭では右翼線にポトリと落ちる打球に対し、迷うことなく激走し二塁を陥れた。

 対外試合で3番に座ったのは長野に始まり西川で4人目だが、鈴木が惑わされることもない。「3番に誰が入っても自分の打撃に支障が出ることはない。コミュニケーションを取りながらやりたい」。今季も鈴木が得点源。加えて3番も機能すれば、赤ヘルの得点力は、さらに増す。(河合 洋介)

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