セガサミー・大谷、社会人では「脱・二刀流」天性の打撃センス研ぐ 東京スポニチ大会11日開幕

[ 2019年3月10日 15:18 ]

11日開幕スポニチ大会 注目の新戦力(上)

スポニチ大会に向けて意気込むセガサミーの新人・大谷
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 社会人野球開幕戦の「第74回JABA東京スポニチ大会」が、11日に始まる。新人選手にとってはデビューの舞台。高卒では昨年春夏甲子園出場の中央学院(千葉)で「二刀流」で名をはせた大谷拓海外野手(18)がセガサミーに加入した。

 脱・二刀流。大谷は心境の変化を口にした。「高校では投球が駄目でも打撃で取り返す考えでやれたが、社会人ではできない。悪くても考え込まず割り切ってやりたい」

 中央学院ではエースで4番。17年の明治神宮大会では逆方向の左翼席上段へ本塁打し、名字が同じエンゼルス・大谷ばりの「二刀流」として注目を集めた。3年夏の直前に頭蓋骨骨折の重傷を負ったが春夏連続で甲子園出場。「夏に結果が出ればプロ志望届を出そうと思っていた」というが、ケガもあり「しっかり力をつけて長く野球をしたい」と考えて社会人入りを選んだ。

 甲子園を経験し「全国には切れがあり、速い投手がいっぱい。通用しないと思った。野手の方が人より打球を飛ばせる自信があった」と野手一本で挑戦すると決めた。プロからも野手として評価する声も多かった天性の打撃センス。初芝清監督(元ロッテ)は「ロングを打てる打者になってほしい」と期待を寄せる。

 昨夏都市対抗で創部初の4強に進出した強豪とあって、試合出場への壁は高いが「出られたら全力で頑張りたい」と闘志。一本の刀で、大打者の道を歩きだす。(松井 いつき)

 ◆大谷 拓海(おおたに・たくみ)2000年(平12)7月13日生まれ、茨城県出身の18歳。小2で野球を始める。船橋シニアを経て中央学院1年春から背番号9、秋から1。2年秋の関東大会で優勝し、3年春に同校初の甲子園出場を果たした。春夏ともに初戦敗退。1メートル82、82キロ。右投げ左打ち。

 《Honda高山「親父超えたい」》高卒新人では連覇を狙うHondaの2人、高崎健康福祉大高崎出身の高山と埼玉栄出身の米倉にも注目だ。内野手の高山は広島の高山健一スカウトの長男で高校通算47本塁打。父と同じ社会人チームに入り「父ができなかった都市対抗優勝に貢献して親父を超えたい」と意気込む。米倉は昨秋ドラフト候補に挙がった素材。「直球を磨き武器と言えるようにしたい」と誓った。

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