大谷のエンゼルス 華麗なる球歴の新指揮官とあの2世選手に注目

[ 2019年3月10日 10:36 ]

エンゼルスのオースマス監督
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 6日のロッキーズ―エンゼルスのオープン戦。エ軍の23歳有望株が右翼フェンス直撃の二塁打を放った。名前はトリー・ハンター・ジュニア。01〜09年にゴールドグラブ賞を連続受賞し、エ軍でも5年間プレーした名外野手の息子が、マイナーキャンプから駆り出されて出場した。9日のブルワーズ戦では、中堅で父親の現役時代と重なるような見事なダイビングキャッチを見せた。

 エ軍のブラッド・オースマス監督は「父親の現役時代に(タイガースの)監督として接し、今は息子と。年を取ったものだね」と笑った。まだ49歳だが、現役時代には殿堂入りの安打製造機トニー・グウィンや、阪神でも活躍した本塁打王2回、打点王3回のセシル・フィルダーとチームメート。そして、それぞれの息子(トニー・グウィン・ジュニアとプリンス・フィルダー)と対戦経験がある。華麗なる球歴の一端が垣間見えた。

 選手として18年間のメジャー生活を送り、捕手として出場した1938試合は歴代7位。監督としてのキャリアは5年目だが、エ軍で19年指揮を執った同じ捕手出身のマイク・ソーシア前監督(実働13年)を、選手時代の実績では大きく上回る。

 イケメンで、アイビーリーグの名門ダートマス大出身のインテリ。大谷はキャンプインの際、「かっこいいし、本当に知的。(指揮官の)野球に合うようなプレーができればいい」と話した。オースマス監督がチームに吹き込む新風に期待するとともに、24歳の大谷と1歳違いのハンター・ジュニアが共演する日を楽しみに待ちたい。私がエ軍を担当した9年前。くしくも、松井秀喜と父ハンターも1歳違いでクリーンアップを組み、2人でチームを引っ張っていた。(記者コラム・大林 幹雄)

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