中日 与田監督、思い出のナゴヤ球場で零敗「原因突き止めたい」

[ 2019年3月8日 08:06 ]

オープン戦   中日0―5DeNA ( 2019年3月7日    ナゴヤ )

DeNAに完敗し、険しい表情でスタンドのファンに頭を下げる与田監督(撮影・椎名 航)
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 中日は7日、1軍戦としては23年ぶりにナゴヤ球場で開催されたDeNAとのオープン戦に投打で精彩を欠いて完敗した。与田剛監督(53)にとっては1990年4月7日の大洋戦で1回無失点のプロデビューを飾った舞台で、悔しい結果に終わった。

 「個人的には、ここの場所でプロ野球人生がスタートしたので。公式戦ではなかったが、感慨深いものはあった。結果的には勝ち(の試合)をファンに見せたかった」

 上茶谷に4回完全に抑えられ、2番手・大貫も攻略できなかった。「上茶谷は左右のコントロール、投げ分けがうまかった。球種によって、そんなにフォームが変わらないし、見極めが難しい。ドラフト1位のピッチャーなので警戒していきたい」。29日からの開幕カードで対戦するDeNAの新戦力に自信をつけさせたのは痛い。

 12年3月に無観客で練習試合したことはあっても、ファンの前で1軍がナゴヤ球場で試合するのは1996年の本拠地最終戦以来。全席自由席の入場券が事前に完売した上、いい席を確保しようと朝から多くのファンが並んだ。30分開場を早めた午前10時30分時点で1000人強が行列。もう外野席はなく、内野席に満員の観衆3504人を集めた一戦で、ほとんど見せ場をつくれなかった。

 寒風が吹き付ける悪条件も重なって4安打零敗の寒い内容。「打てなかったのは自分のスイングができなかったということではないが、原因をしっかり突き止めたい」。思い出に浸るよりも、強竜再建への決意を強くする一日になった。

 ▽ナゴヤ球場での最後の公式戦(1996年10月6日) 2・5ゲーム差の2位で迎えた首位・巨人との直接対決。観衆3万5000人が詰めかけた本拠地最終戦で先発を託された門倉が同点の3回にマックに3ランを浴び、反撃も及ばなかった。最大11・5差からの逆転優勝で「メークドラマ」を完結させた巨人・長嶋監督が歓喜の胴上げ。中日・星野監督はセレモニーで「本当なら今日、(ナゴヤ球場に)サヨナラは言いたくなかった」とあいさつした。

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