高卒2年目のオリックス西浦、菅野相手に3ラン含む4打点 西村監督ハッパに応えた

[ 2019年3月8日 19:28 ]

オープン戦   オリックス―巨人 ( 2019年3月8日    京セラD )

<オ・巨>4回2死一、二塁、西浦颯大は右越え3ラン(撮影・井垣 忠夫)
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 高卒2年目で19歳のオリックス西浦が、2年連続沢村賞投手の菅野に襲いかかった。1点差を追う3回、1死から福田が右中間を抜ける三塁打で好機をつくると、続く西浦が前進守備の一、二塁間を抜く右前適時打。「内野が前に来ていたので、最低でも高い内野ゴロか外野フライを打とうと思っていました。インコースのスライダーに反応して、何とか抜けてくれてよかった」と喜んだが、これだけでは終わらなかった。

 4回の2死一、二塁では、内角高めの146キロ直球を右翼席へ運ぶ3ラン。見逃せばボール球という高さだったが、力強く振り抜き、球場をどよめかせた。打席に立つ直前、西村監督から「初球から積極的に打ちにいけ」とハッパを掛けられたといい、「思い切り、打ちにいきました。良い感触だったので、打った瞬間いってくれると思いました」とニッコリ。西浦の4打点の活躍などで、菅野を4回6失点。シーズン中ならKOだったかもしれないという衝撃的な光景となった。

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