中日・大野雄大が通算100勝 成長を後押しした数々の勝利球 特別なボールは「いつもとは違う形で残す」

[ 2026年5月3日 05:05 ]

セ・リーグ   中日4―0広島 ( 2026年5月2日    マツダスタジアム )

<広・中(7)>通算100勝を達成した大野(撮影・平嶋 理子)      
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 ウイニングボールを渡された中日・大野は、しみじみと語った。

 「入団時はできると思ってなかった。一つ勝つことの難しさを感じていた」。チームの連敗を3で止め、16年目で手にした通算100勝。球団左腕では山本昌以来2人目という快挙だ。

 打線の援護がない中で6回4安打無失点と粘りの投球を続けた。代打を送られた7回に味方が4点を奪い快勝。節目に到達した。マツダでの勝利は14年9月11日以来、実に4251日ぶり。同球場での自身の連敗と、昨季から続いていたチームの連敗も、ともに7で止めて「鬼門」を打ち砕いた。

 自宅には数々の勝利球がある。その全てに日付、対戦相手、結果に加えて簡単な内容も記す。反省して、さらに成長するため――。日々の努力を積み上げたからこその節目到達だった。この日の特別なボールには「凄くうれしいので、いつもとは違う形で残すとは思います」と目尻を下げた。

 同い年の巨人・田中将は前日の阪神戦で日米通算203勝目。「全部見ていた」という大野は安定感のある田中将の投球を称賛しつつ「まだ半分もいってないけど自分なりに積み上げてきた100個の勝ちは、胸張れることやと思います」とライバル心も見せた。100勝は通過点。37歳はまだまだ成長する。 (鶴崎 唯史)

 ○…大野(中)が2日の広島戦(マツダ)で今季3勝目を挙げ、通算100勝を達成した。プロ野球143人目。初勝利は12年7月11日の阪神戦。球団左腕の100勝は、山本昌(219勝)に次いで2人目。達成時年齢の37歳7カ月は、下柳剛、能見篤史の39歳1カ月、郭源治の37歳11カ月に次いで歴代4番目の年長記録となった。

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