阪神・鳥谷 西加入「心強い」共闘で来季巻き返し

[ 2018年12月9日 05:30 ]

壇上に野球のスイングで登場した鳥谷(中央)。左は加藤凌平、右は榊原魁(撮影・森沢裕)
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 阪神・鳥谷が8日、都内で開かれた「第7回アスリート ドレッサー アワード」の授賞式に出席し、表彰を受けた。イベント後には、前日7日に阪神入りを表明した西の加入を「心強い」と歓迎。共闘による、来季の巻き返しを見据えた。

 「やっぱり1年間、ローテを守ってくれる投手というのは、チームとしても、個人としても、すごい心強いなというのがあります。対戦していても、本当にコントロールの良さというか、それは打席の中でもすごい感じたので。特に甲子園という広い球場なので、そういう意味でも心強いというのはあります」

 滑らかな口調が、歓迎ぶりを物語った。自らの対戦経験に甲子園の特性も踏まえ、大きな戦力として期待。その思いを「心強い」という言葉に込めた。来季は西との共闘によって、頂点を見据える。

 「最下位のチームが優勝を狙って…と言うのは、どうか分からないですけど、常に一番を目指してやることに変わりはない。そういう意味では、新外国人もそうですし、西君も入ったし、しっかりやっていけば、上に上がっていけるんじゃないかと思います」

 5年契約最終年の来季は、遊撃一本で勝負をかける。そのためにもオフは従来通り80キロ前後の体重を維持し、「遊撃仕様ボディー」で来春キャンプに臨む方針。レギュラー争いの先に西との共闘と、頂点を見いだす。(惟任 貴信)

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2018年12月9日のニュース