西武 中村 清原氏に並んだ通算37度目の1試合2発

[ 2018年6月28日 05:35 ]

パ・リーグ   西武3―3オリックス ( 2018年6月27日    メットライフD )

7回1死一塁、2打席連発となる同点左越え2点本塁打を放つ中村(撮影・木村 揚輔)
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 西武・中村が復調への足掛かりとなる2打席連発を放ち、延長12回引き分けに持ち込んだ。15日以来のスタメンとなる8番で出場し、5回に反撃の右越え2号ソロを放つと、7回は同点の3号2ランを左翼席へ運んだ。

 「打てて良かった。銀仁朗(炭谷)が念を入れてくれました」。試合前まで打率・111、1本塁打の不振。試行錯誤の中、「今の状況ならいろいろ試さないとあかんし」と17日の練習から30グラム軽い炭谷のバットを借りていた。「軽いけど打ち方は変えていません」と高い放物線を描き、通算37度目の1試合2本塁打以上は清原和博に並ぶ球団記録だ。全3打点を挙げ、辻監督も「ずっと自分で考えながらやっていて、良くなってきたなと思っていた」と代名詞の「おかわり」を喜んだ。 (後藤 茂樹)

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2018年6月28日のニュース