3代目「深紅の大優勝旗」1聖地でお披露目 100回の節目に60年ぶり新調

[ 2018年6月28日 05:30 ]

甲子園球場で披露された3代目「深紅の大優勝旗」(撮影・奥 調)
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 日本高野連は27日、兵庫県西宮市の甲子園球場で今夏の第100回全国選手権大会の優勝校に授与する新しい「深紅の大優勝旗」を披露した。優勝旗は3代目で、100回大会に合わせて60年ぶりに新調した。

 2代目と同様に西陣織の技法「つづれ織り」を採用。深紅に染めた正絹の糸と金糸が使われ「優勝」の文字や、ハトと月桂樹の絵柄が手作業で織り上げられている。縦120センチ、横150センチ、重さ4・5キロで制作費は約1200万円。下部には「勝者に栄光あれ」を意味するラテン語で「VICTORIBUS PALMAE」の文字が入っている。制作した平岡旗製造(京都市)の平岡成介専務(43)は自身も高校球児だったといい「100年は持つくらい丈夫に作った。(球児らの)手あかで汚れていって、4代目につないでほしい」と話した。

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