阪神 秋山の闘志に火 打倒菅野へ「1―0」で勝てる投手宣言

[ 2018年1月7日 05:30 ]

パワプロチャンピオンシップス全国決勝大会のオープニングに登場した阪神・秋山(左)とヤクルト・小川
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 阪神・秋山拓巳投手(26)が6日、千葉県内で行われた「パワプロチャンピオンシップス2017 全国決勝大会」に出演。「(今年も)投げ合いたいなと思いますね」と話し、打倒巨人に向け、ライバルの絶対的エース菅野に「1―0」で投げ勝てる投手を目指すことを宣言した。

 秋山の闘志に火が付いたのは、イベント内での一幕だった。1回戦で阪神代表は巨人代表と対戦。秋山も応援席で自軍を操るプレーヤーに声援を送ったが、メッセンジャーの力投むなしく先発した菅野の前に「0―1」で零封負けを喫した。

 「(シーズン中は)逆で勝てるように。それ(菅野に1―0で投げ勝つ)ができたらデカいと思うので」

 12勝と飛躍を遂げた昨季は、菅野と4度先発対決したが1勝2敗。最後まで高い壁と突き返される形となったが、挑戦者として今季も食らいついていく。奇しくも、4日に亡くなった星野仙一氏も現役時代は打倒巨人に燃え、歴代6位タイの巨人戦35勝をマーク。秋山も「燃える男」として、伝統の一戦で菅野に土をつける心意気だ。

 「(自主トレで)鍛えないといけないところは、はっきり出ている。強くなる要素はいっぱいある。継続できれば(シーズン)終盤も(良い)パフォーマンスが出せる。まずはキャンプからアピールして、首脳陣の不安をどれだけ減らすかが大事」。真価を問われる18年。進化した姿で宿敵にやり返す。(遠藤 礼)

 ≪選手能力値大幅にアップ≫秋山は、今季の活躍を受け「パワプロ」内での選手能力値が大幅にアップしたことを喜んだ。開幕前には「D」だったコントロールが最新のアップデートで「S」となり「評価され過ぎてます」と照れ笑いを浮かべた。昨季は2完投に終わったことからスタミナは「B」止まり。「Sに近づけるように。(ゲーム担当者が)分かりやすいところ(完投数)で頑張れれば、パワプロの数字が上がってくる」と今季は大幅に完投数アップも狙う。

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2018年1月7日のニュース