巨人・杉内 中継ぎも辞さず「息子にもう一度投げている姿を」

[ 2017年11月30日 05:30 ]

ダウン提示も一発サインの杉内
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 巨人・杉内俊哉投手(37)が29日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、5000万円から野球協約の減額制限(1億円以下は25%)を超える50%減の年俸2500万円で更改した。2年前に右股関節を手術し、今季は左肩痛の影響で1軍登板は2年連続でなし。通算142勝左腕は先発、中継ぎにこだわらずに来季の1軍マウンドを目指す。

 復活への道は険しい。2年間1軍登板なしに終わった杉内の表情が物語っていた。一昨年の契約更改では5億円から大減俸を志願し、史上最大となる4億5000万円の減額。そして今年も2500万円ダウン。わずか3年間で年俸は20分の1となる2500万円となった。

 「マウンドで投げている姿を思い浮かべている。諦めるのは簡単。気持ちを高ぶらせて(モチベーションを)維持している」

 15年秋に右股関節を手術。昨年は地道なリハビリを続け、今季に懸けたが春先に左肩を痛めた。2軍戦でも3試合登板にとどまり「今年は自主トレから順調だったが、4月ごろから肩がおかしくなった」と振り返った。

 通算142勝。先発完投にこだわってきたが「先発の方がいいけど、(マウンドに)上がれるならどこでもいいかな」と先発、中継ぎにこだわらない姿勢を示した。中継ぎは過去7試合だけ。ソフトバンク時代の06年8月27日の西武戦を最後にないが、国際大会では06、09、13年のWBCで計10試合に登板し2セーブを挙げている。

 復活への原動力は小6の長男・咲哉くんだ。「息子にもう一度、投げている姿を見せたい」。今オフは同い年の村田、実松が退団。ともに現役続行に意欲を示しており「自分も諦めずにやる」と語った。来年1月の自主トレには2年目左腕・大江を同行させ、投球術を伝授する。「(キャンプ初日は)ブルペンで投げられればいいが、1月の肩の状態を見ながら」と細心の注意を払いながら、17年目のシーズンに向かう。 (川島 毅洋)

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